Vol.525

肌を鍛えるケアは……逆効果?

肌を鍛える・甘やかさないの落とし穴

「肌を鍛える」「甘やかさない」という言葉は一見もっともらしく聞こえます。しかし、実際には肌を弱らせる原因にもなりやすく、誤解を招く表現です。

肌は筋肉のように鍛えられるものではないからです。

例えば、

  1. ●洗顔後に何もつけない「肌断食」
  2. 水分が蒸発し、乾燥ダメージを受けて肌は傷つきます。かさつきやつっぱり感だけでなく、毛穴詰まり・ニキビ・くすみなど、あらゆる肌トラブルの原因になります。
  3. ●「クリームだけ」「化粧水だけ」といった偏ったケア
  4. 必要な水分や油分が不足して肌は不安定になります。
  5. ●マッサージで肌を鍛える
  6. 摩擦や引っ張りによって逆にシワやたるみを招く恐れがあります。表情筋は、よく話してよく笑い、豊かに表情を動かすことで、自然と鍛えられます。

肌は「鍛える」ものではなく「育つ」もの

スキンケアで大切なのは鍛えることではなく、肌が機嫌よく働ける環境を整えることです。

表皮の細胞は約1か月で、真皮層は数年かけて入れ替わります。このプロセスを邪魔せず、あらゆる刺激から徹底して守ることが美肌への近道です。

つまり、乾燥や紫外線、熱や摩擦といった刺激を避け、必要な化粧品を必要なだけ使い、洗顔・保湿・保護の基本的なケアをきちんと行うことです。

そうすることで肌本来の機能はしっかりと働き、ターンオーバーが正常化されていくのです。

「鍛える」や「甘やかさない」といった言葉に惑わされないでください。むしろ肌の求める声に応えて、甘やかしてあげるくらいがちょうど良いのです。

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▼肌は鍛えて甘やかさない!……で本当にキレイになる?

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