乾燥の始まりは“肌の硬さ”から……見逃したくない小さな変化

見た目は変わらなくても、乾燥は始まっている

乾燥すると肌は少しずつ硬くなっていきます。ただ、実際にその「硬さ」に気付いている方は少ないものです。

しかし、この「硬さ」こそ、乾燥が始まったサインです。見映えや感触がカサカサ・ザラザラしていなくても、乾燥肌の入口に立っているのです。

その小さな変化を見逃さないようにしましょう。

1. たとえば、
2. ・洗顔後につっぱる感じがする
3. ・化粧水のなじみが悪い
4. ・化粧のりが悪い

こんな風に感じたら、乾燥が始まっている証拠です。要注意です！

何も対策をしないままだと、乾燥は進み、カサカサ・ザラザラした状態が現れます。角質細胞が未熟なまま角化してしまい、バリア機能が弱まって刺激を受けやすい肌に……悪循環の始まりです。

そうなる前に早めのケアを心がけましょう。

乾燥から肌を守る基本ケア

まず大切なのは角質を剥がれやすくしないことです。肌の水分保持力の劣化を避けるため、紫外線、乾燥、酸化等のダメージからしっかり守りましょう。

そして基本のスキンケアは、化粧水や美容液による「保湿」と、乳液やクリームによる「乾燥からの保護」です。中でも油性化粧品による保護のケアは、肌の水分を逃がさないためにとても大切です。

普段は乳液かクリーム、どちらか一方でも構いませんが、先述のような変化を感じたときや、強い乾燥が予想される日は、２つを重ねて使うのがおすすめです。

特に脂性肌の方は、保護のケアを避けがちです。しかし、実は乾燥が原因で汗や皮脂が過剰に分泌されている場合もあります。脂性肌は、べたつきにくい上にしっかり保護をしてくれる、油性度の高いクリームで乾燥から守りましょう。

このように肌の状態を丁寧に観察し、今の肌に必要なケアを選択することが大切です。乾燥に早めに気づき、保湿と保護を意識したケアを続ければ、肌のやわらかさと健やかさをしっかり守ることができます。

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