Vol.545

夏のテカリ・べたつきの原因とスキンケアの見直し

皮脂・汗対策がテカリやべたつきを増す?

夏になると「皮脂でテカる」「ベタついて不快」「汗でメイクが崩れる」と感じる人は少なくありません。

本来、皮脂は水分の蒸発を防いで外部刺激から肌を守り、汗は体温を調節しながら肌表面をうるおす役割を担っています。

皮脂も汗も肌にとって欠かせない存在であり、厄介者ではありません。しかし、過剰に分泌されると、テカリやべたつきが現れるのです。

そこで、洗顔でしっかり落としたり、アルコール配合量の多い収斂化粧品を選んだり、あぶらとり紙を何度も使ったりする人が多くいます。

ところがこうした対策が、かえってテカリやべたつきを悪化させることがあります。それはなぜでしょうか。

テカリやべたつきの原因とスキンケア

夏の肌は、紫外線や暑さ、エアコンによる乾燥など、さまざまな刺激を受けています。角質層の水分を保ち、外部の刺激から肌を守る「バリア機能」が低下しやすい状況にあります。

さらに、洗い過ぎや収斂化粧品によって角質が剥がれたり、あぶらとり紙の使いすぎで角質を傷めたりすると、バリア機能の低下は進みます。

すると、肌は自分を守ろうとして皮脂や汗の分泌を増やします。つまり、テカリやべたつきは、肌が防御しようとしているサインなのです。

こうした状態の肌には、ひとつひとつの細胞が健やかに育ち、皮脂や汗が正常に分泌される肌へ導く「肌が育つケア」がおすすめです。

  1. 朝晩、サッポーのクレンジングクリームとピュアマイルドEXソープで洗顔する (過度にべたつく場合は石けんの使用は控える)
  2. さっぱりタイプでアルコール配合量の少ないスキンコントロールローションで保湿する
  3. 油性度の高いモイスチュアクリーム(敏感肌はエスカバー)で保護する
  4. ウォータープルーフ機能(耐水機能)を高めていない製品でUVケアを行う
  5. あぶらとり紙は多用せず、余分な皮脂や汗だけを軽く押さえる程度にとどめる

このようなケアを続けることで、バリア機能は回復します。皮脂や汗を必要以上に分泌しなくなり、テカリやべたつきも自然と落ち着いていきます。

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