2021年6月9日 No.745
サッポー美肌塾で紫外線吸収剤やシリコン油(ウォータープルーフ製品)について注意喚起をしてきた影響でしょうか。
「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル」「シリコンフリー」を謳う製品をよく目にするようになりました。
これでは、まるで紫外線吸収剤やシリコン油が悪者扱いです。そこにダメだという情報が入ると、普通は敬遠したくなるものです。
しかし、これら成分には良い面があるから製品化されているはず。このような扱いにはちょっと違和感を覚えるし、間違った解釈をすれば、スキンケアの失敗に繋がります。
これではいけないと思い、今回は紫外線吸収剤やシリコン油の味方になって注意喚起をしていきます。
大切なのは、それぞれのデメリットだけでなく、メリットもきちんと知ること。その上で上手に使い分けをするのが、賢い方法です。
紫外線吸収剤とシリコン油のおさらいしておきましょう。正しく知るために、紫外線散乱剤についても性質やメリット・デメリットを並べました。
さて、3つの成分のメリットやデメリットを並べました。これで上手に使い分けが出来そうでしょうか?
サッポー美肌塾で案内する際は、どうしても普段使いが主になるため、ウォータープルーフではない、紫外線散乱剤型のUVケア製品をすすめていました。
でも言い訳するわけではありませんが(^_^;) 、こんな解説もしていたんですよ。
「紫外線吸収剤」は、肌によくない?シミ・敏感肌の原因に > 「紫外線吸収剤は、いざっ!という日だけの使用にしましょう」
> 常用は控え、レジャーやスポーツ等、特別な日のみに活用して欲しいのです。
皮脂と汗とウォータープルーフ > 耐水機能を強化した製品は素晴らしい長所も持っています。
> 汗や水を弾き、化粧を崩れにくくすると言うことは、見映えもよく、しっかり紫外線から肌を守る頼もしい助っ人の役割を果たします。
海やプールで…紫外線対策 > サッポーはウォータープルーフの製品や、紫外線吸収剤を利用したUV製品は、肌が育つブレーキになるので、普段使いは否定しています。
> しかし、海やプールは“いざっ!”の時です。紫外線ダメージをより確実に防止する方を優先、ウォータープルーフ製品や紫外線吸収剤を活用してよい時です。
ね!きちんと書いているでしょう?
確かに普段使いには、肌に悪影響のない紫外線散乱剤がベストな選択です。
でも、上の様に海やプール、夏のスポーツなどのレジャーには、紫外線散乱剤は役に立たないどころか、紫外線で肌を傷めるリスクが増えます。
このようなシチュエーションでは、水や汗で紫外線散乱剤が取れてしまっているからです。
「木陰やテントからほとんど出ない!」「塗り直しがこまめにできる!」と言うなら別ですが……せっかくのレジャーなのに、これでは存分に楽しめません。
だから、こんな日こそ紫外線吸収剤もウォータープールーフ製品も惜しみなく使いましょう。
紫外線吸収剤やシリコン油のデメリットなんて、紫外線が肌が壊すダメージに比べたら、足元にも及ばない、かわいいものですよ。
|
||||||
今日の美肌塾はいかがでしたか。
美肌が育つサッポーのスキンケア、一つひとつ手に入れてください。
肌は美しくなるようにできています。あなたはチョッとそのお手伝いをするだけでよいのです。でも肌が育つ邪魔をしてはいけないのですね。
ケアに対する疑問が湧いた時は、お気軽にご質問・ご相談ください。
サッポーがアドバイスを返信します。名を伏せ美肌塾の講義に利用させて頂くことがありますが、その節はご了承くださいませ。