2024.02.08 Vol.484 |
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温熱効果&血行促進!ホットクレンジングって肌にいいの? |
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クレンジングが肌上で温かくなるのはなぜ? |
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前回のさっぽーの美肌だよりでは、血行を良くするためのマッサージやパッティングについて解説しました。 今日は類似する「ホットクレンジング」がテーマです。 確かに、マッサージやパッティングのような物理的に血管を傷つけるリスクはありません。そして温まるのは、身体にも肌にも良いこと、という概念から人気があります。 では、そんなホットクレンジング、肌とってはどんな効果があるのでしょうか。 一番の特徴は何といっても、温熱効果です。ホットクレンジングの製品自体は温かいわけではありませんが、肌に乗せるとアラ不思議!ほんのり温かくなります。 皆さんは、この現象がどのようにして起こるか知っていますか。不思議に思ったことはありませんか。 答えは「グリセリン」の性質によるものです。グリセリンは保湿剤ですが、水と混ざると瞬間的に熱を発します。つまり、肌上や空気中の水分に反応して温かくなるのです。 グリセリンは信頼のおける保湿剤ですし、一瞬であっても温熱効果が得られ、血行が良くなるのは事実でしょう。 |
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毛穴汚れにも効果あり?デメリットはないの? |
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ホットクレンジングで肌が温まれば、毛穴部分も柔らかくなります。毛穴が開くわけではありませんが、普通にクレンジングするよりも、多少は汚れが落ちやすくなります。 ここまで紹介すると、ホットクレンジングは肌に良いのでは?と思えます。デメリットはないのでしょうか。 ここで、サッポーの考えるデメリットを紹介します。 まず、温熱効果は敏感肌に危険!ということです。 敏感肌は冷・熱の変化に過敏に反応します。温まることで免疫細胞である“マスト細胞”が騒ぎ、赤みや湿疹などを起こす可能性があるのです。 マスト細胞にとっては、私達に肌のSOSを知らせる正義の行動ですが、肌の敏感さは増してしまいます。 次に、クレンジングに含まれる洗浄剤によるリスクです。 多くのクレンジングに含まれる洗浄剤は、メイクや汚れにくっつき洗い落としてくれますが、まだ肌を守り働いている角質にもぴたりとくっついて、じわじわ剝がそうとします。 こうして必要な角質まで剥がれると、ターンオーバーが速くなり肌の育ちが低下してしまうのです。 未来の肌を育てたいと思うなら、クレンジングに洗浄剤は不要!でしたね。 ホットクレンジングは良い面もありますが、リスクには目をつむれません。毎日のスキンケアですから、リスクのない製品を選びたいものですね。 詳しくは、こちらを参考に
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