もみじおろしで美味しさアップ!
モーリーの
“白身魚の春雨蒸し”
寒さがピークを迎える二月。月の中頃からは少しずつ春の兆しを感じながらも、まだまだ肌寒さが残る三月。こんな時季は温かいものが喜ばれますね。
そこでご紹介するのは、寒い日の食卓に、またおひな祭りのお祝いの膳にもお勧めしたい「白身魚の春雨蒸し」です。寒い季節に美味しい鱈、金目鯛、平目などの白身魚が主役の蒸し物です。
あっさりとした上品な味は、和食の他のどの料理とも合わせやすい上に、この一品をメニューに加えることで不思議と“ご馳走感”がアップします。
濃いめのかけ汁と辛みが効いたもみじおろしが、アツアツに蒸し上がった白身魚と春雨の味を引き立てます。体も温まりますよ。是非お試し下さい。
≪材料(2人分)≫
-
- 白身魚※1
- 2切れ(一切れ45~50g)
- 塩
- 少々
- 酒
- 小さじ1
- 緑豆春雨
- 25g
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- 大根
- 150g
- 赤唐辛子
- 2~3本(好みで加減)
- 細青ねぎ
- 1~2本
- 菜の花(茹)
- 2枝
- へぎ柚子※2
- 2枚
- a
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- 水
- 150cc
- みりん
- 25cc
- 淡口しょう油
- 25cc
- かつお節
- ひとつかみ
※1…今回は鱈を使いました
※2…柚子の皮をへぎ取ったもの
≪作り方≫
- 白身魚は一切れずつに塩少々と酒小さじ1/2をふりかけ20~30分おきます。
- 春雨は、たっぷりの湯で、少しかために茹でます。さっと水洗いし、ザルにあげ水けをきります。
- 青ねぎは小口切りにします。大根にヘタと種を取った赤唐辛子を差し込んで下ろし“もみじおろし”を作ります※。ザルにあげ、水けをきります。
※大根に赤唐辛子を差し込んで20~30分おいてから下ろすと下ろしやすいです。
※簡単に作りたいときは、大根おろしに一味唐辛子を混ぜるとできます。
- 鍋にaの材料を入れ火にかけます。煮立たせた後、かたく絞ったぬれ布巾で漉して、かけ汁を作ります。
- 蒸し茶碗に、キッチンペーパーできれいに水けを取った1の白身魚の一切れを入れます。その上に2の春雨の1/2量をのせます。同じものを、もう一つ作ります。
- 蒸気が上がった蒸し器に5を入れ、強火で10分程蒸します。(魚の厚みにより多少時間は変わります)
- 蒸し上がった6に、熱くした4のかけ汁をかけ、3のもみじおろしと青ねぎ、色良く茹でた菜の花、へぎ柚子を添えてふたをします。