食材の栄養をくまなくキャッチ!
モーリーの
“鶏肉と豚肉のカスレ風”

年末・年始で何かと忙しい十二月、一月は、日常の生活リズムがみだれ、ストレスが溜まりやすくなる時期でもあります。そこで、今回の一品は、冷えた体を温めて免疫力を高め、疲労回復が期待できる「鶏肉と豚肉のカスレ風」です。
「カスレ」は、たっぷりの白いんげん豆と肉類、ソーセージ、野菜類をじっくり煮込んだフランス南西部の郷土料理です。食物繊維やビタミン類が多く抗酸化作用もある白いんげん豆、体を作る良質なタンパク質が豊富な肉類、そして体のさまざまな機能を調節するビタミン・ミネラルを含んでいる野菜類などからの栄養を体に取り込めます。食べて元気が出る嬉しい料理ですね。
仕上げにオーブンで焼くと、香ばしさとグツグツ感で食卓が華やぎますよ。一度お試しください。
≪材料(2~3人分)≫
-
- 鶏もも肉
- 150g
- 豚肩ロース肉(ブロック)
- 150g
- 塩、こしょう
- 適量
- 白いんげん豆(乾)※1
- 80g
- ソーセージ
- 4~5本
- にんにく
- 1片
- 玉ねぎ
- 100g
- 人参
- 50g
- セロリ
- 50g
- トマトペースト
- 大さじ1
- a
-
- カットトマト缶
- 1/2缶(200g)
- ブイヨンスープ※2
- カップ1
- 白ワイン
- カップ1/4
- ウスターソース
- 大さじ1
- 砂糖
- 小さじ2
- ローリエ
- 1枚
- セロリの葉
- 1~2枚
- オリーブ油
- 大さじ1
- パン粉
- 適量
- パセリ(みじん切り)
- 適量
- バター(容器用)
- 適量
※1…水で戻すと160g程になります。水煮缶を使ってもOK!
※2…コンソメ顆粒小さじ1を、カップ1の水で溶かしたもの
≪作り方≫
- 白いんげん豆は、入っている袋の指示どおり、やわらかく煮ます。
- 1の豆は、茹で汁の中で冷ましてからザルにあげます。
- 鶏肉、豚肉は、やや大きめの一口大に切り、塩、こしょうを適量ふりかけ、軽く手でもみなじませます。
- ソーセージは斜めに切り込みを入れます。
- にんにくはみじん切り、玉ねぎ、人参、セロリは7~8mmの角切りにします。
- ボウルにaの材料を合わせ、よく混ぜます。
- 深めのフライパン(又は鍋)にオリーブ油大さじ1/2を中火で熱し3の鶏肉、豚肉、4のソーセージを順に炒め、焼き色がついたら取り出します。
- 7のフライパンにオリーブ油大さじ1/2を加え、弱火で熱し5のにんにくを炒めます。香りが出てきたら、玉ねぎ、人参、セロリを加え、中火でしんなりするまで炒めます。ここにトマトペーストを加え、全体にからめるように炒めます。
- 8に7を戻し入れ、2の豆、6、ローリエ、セロリの葉を加え中火で煮ます。煮立ったら火を少し弱め、時々かき混ぜながら20分ほど煮ます(煮汁が1/2~1/3程度の量になるぐらいまで)。塩、こしょうで味を調えます。
- バターをうすくぬった耐熱容器に9を移し入れ、パン粉をふり(無くてもOK!)220~230℃に上がったオーブンで、こげ目がつくまで焼きます。取り出した後、みじんパセリを散らします。










