視覚と食感で春を味わう
モーリーの
“筍とわかめの炒めもの”

晩春から初夏へと移る四月、五月は、さわやかで過ごしやすい日が多いですね。市場には旬を迎える春野菜や貝類、海藻類などが出回り、季節感をただよわせています。今回は、そんな出合いものの筍とわかめを主役にした「筍とわかめの炒めもの」をご紹介します。
このメニューでは、煮るのではなく油で炒めることで、わかめに含まれているβカロテンの吸収率がアップし、抗酸化作用の効果がグ~ンと高くなります。体に嬉しい調理法です。
筍、わかめは低カロリーに加え食物繊維が豊富で、ダイエット中や便秘でお困りの方に、おすすめの食材です。(ただし、わかめはヨウ素が多く含まれているので、過度の摂り過ぎには注意しましょう)
さっと炒めて軽く蒸し煮するだけで、手間がかかりません。シャキシャキした食感と見た目の色合いも良く、季節を感じる一品です。若竹煮とはひと味違った味を、お楽しみ下さい。
≪材料(2人分)≫
- 新ゆで筍
- 150g
- 新わかめ(塩蔵)※1
- 30g(戻して60gほど)
- スナップエンドウ
- 50g
- 豚肩ロース(薄切り)※2
- 100g
-
- 酒、しょう油
- 各小さじ1
- 片栗粉
- 小さじ1
- 赤唐辛子
- 小2本
- a
-
- みそ
- 小さじ1
- しょう油
- 小さじ1 1/2~2
- 酒
- 大さじ1
- みりん
- 大さじ1
- だし汁(又は水)
- 大さじ1
- ごま油
- 小さじ2
- 白いりごま
- 適量
※1…新・生わかめを使用する場合は60gほど
※2…背ロース、もも、こま切れ肉などでもOK
≪作り方≫
- 筍の穂先はくし形に、根元は厚さ6~7mmのいちょう切りにします。
- わかめは塩を洗い流し、たっぷりの水に5分間ほど浸します。ザルにあげて水けをよくきった後、3~4cm長さに切ります。もう一度水けをよく絞っておきます。
- スナップエンドウは筋をとり、斜め半分に切ります。
- 豚肉は3cmほどの長さに切り、酒、しょう油、片栗粉をふりかけ手でよくまぜあわせ、下味をつけます。
- 赤唐辛子は種をとり、小口切りにします。
- ボウルにaを入れて混ぜ合わせ、みそを溶かします。
- フライパンにごま油小さじ2を入れ弱火にかけ、5の赤唐辛子をゆっくり炒めます。香りと辛味が出たら、赤唐辛子の半分量を盛り付けの飾り用に取り置きます。
- 7を中火の強火にし、4の豚肉を入れ炒めます。豚肉の色が変わったら、1の筍と2のわかめを加え炒めます。
- 8に6の合わせ調味料を加え炒めあわせます。ここに3のスナップエンドウを加えて2~3回混ぜ合わせた後フタをして、1~2分蒸し焼きにします。
- 器に盛り、7で取り置きしていた赤唐辛子を飾り、白いりごまをちらします。