からだを温めて免疫力もアップ
モーリーの
“韓国風がゆ”
気温が下がり、肌が刺すように冷たい風が吹き、空気がカラカラに乾燥する季節です。インフルエンザやノロウイルスなどの感染症が流行しやすく、体調を壊す方も多いのではないでしょうか?
そこで今月は、不覚にも風邪をひいたり、胃腸をこわしたりして体力が弱った時に是非召し上がっていただきたい「韓国風がゆ」をご紹介します。
骨付き肉(鶏手羽元)からとったスープで、手羽元、米、雑穀をじっくり煮込んだこの料理は、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの免疫力を高める栄養素がバランス良く含まれています。一緒に煮込む、にんにく、しょうが、ねぎには身体を温める効果があり、さらに抗菌、殺菌作用も高く、ウイルスや細菌から身体を守ってくれます。
優れものの食材がたっぷり入った暖かくて消化の良い「韓国風がゆ」を食べて、身体の内側から体温を上げ、免疫力を高め、体力を回復させましょう!
また、肌のかさつきを防ぐコラーゲンも豊富。美容の面からも嬉しい一品ですね。寒い夜に頑張っている受験生の夜食としてもおすすめですよ。
≪材料(2人分)≫
- 鶏手羽元
- 4本
- 水
- カップ4
- にんにく
- 1かけ
- しょうが
- 1かけ
- 酒
- 大さじ2
- 米
- 大さじ4(カップ1/4程)
- 混合雑穀※
- 1袋(20g)
- 長ねぎ
- 1本
- くこの実
- 10~15粒
- 塩
- 小さじ1/4
- 薄口しょう油
- 小さじ1/2
- 青ねぎ
- 適量
- 白いりごま
- 適量
※炊飯用穀類として市販されているもので、今回は十種雑穀(1袋20g)を使いました。
≪作り方≫
- 鶏手羽元は、さっと洗いキッチンペーパーなどで水気をとった後、包丁の先で2~3ヶ所切り込みを入れます。米は洗ってザルにあげておきます。
- にんにく、しょうがはうす切りに、長ねぎは斜めうす切りにします。青ねぎは小口切りにします。くこの実は水につけ少し柔らかくした後、水けをとります。
- 鍋に水と1の鶏肉を入れ弱火にかけます。(手羽元のような骨付き肉は、水から弱火でじっくり煮ることで、骨や骨と身の間からうま味を引き出すことができ、美味しいスープがとれます)フツフツしてきたら、アクをきれいに取ります。
- 3に2のにんにく、しょうがと酒を加え、鍋のふたをし弱火で30分ほど煮ます。
- 4に1の米と混合雑穀、2の長ねぎ、くこの実を加え、ふたをして弱火でさらに30分ほど煮ます。(煮ている間に水分が少なくなってきたら水を足して下さい)
- 5を塩と薄口しょう油で調味します。味をみて薄ければ塩で調整して下さい。
- アツアツの6を器に盛り、2の青ねぎをのせ、白いりごまを指でひねりながら振りかけます。