名コンビでカルシウムの吸収率をアップ!
モーリーの
“小松菜と厚揚げのマーボー風”
寒が明けると暦の上では“春”となりますが、実際は寒さが最も厳しい季節です。
そこで今月は冬に多い骨折(特に高齢者の方)や、骨がカスカスになる骨粗しょう症の予防効果が高く、その上、冷え込んだ体を中からじんわり温めるメニュー「小松菜と厚揚げのマーボー風」をご紹介します。
おなじみのマーボー豆腐に使う木綿豆腐を、さらに栄養価の高い厚揚げに代え、小松菜をプラスしたこの料理は、丈夫な骨や歯を作るカルシウムの体内吸収率がグ~ンとアップされたカルシウム強化の一皿となります。それに加え一緒に入れる豆板醤、しょうが、ねぎ、にんにくが、血行を良くし、新陳代謝を高め、体を芯から温めてくれます。
カルシウムがしっかり摂れ、体を温め免疫力を高めるこの一皿を、たっぷり食べて寒い冬を元気に過ごし、骨美人になりましょう!
≪材料(2人分)≫
- 小松菜※1
- 200g
- 厚揚げ※2
- 150g
- 豚ひき肉
- 100g
- 青ねぎ
- 2本
- しょうが(みじん切り)
- 大さじ1
- にんにく(みじん切り)
- 小さじ1
- 豆板醤
- 小さじ1
- ごま油
- 大さじ1
- a
-
- しょう油
- 小さじ1/2
- 酒
- 小さじ1/2
- b
-
- 水
- カップ3/4
- 酒
- 大さじ1
- しょう油
- 大さじ1
- オイスターソース
- 小さじ1
- c
-
- 片栗粉
- 大さじ1
- 水
- 大さじ2
※1…小松菜は、あくが少ないので、下茹で無しで手軽に使え、ビタミンCなどの水溶性のビタミンを効率よく摂取できます。カルシウムはほうれん草の3.5倍です。
※2…厚揚げは木綿豆腐に比べカルシウムが2倍、鉄が2.9倍、タンパク質が1.6倍です。
≪作り方≫
- 小松菜は茎と葉に分け、長さ4~2cmに切ります。青ねぎは小口切りにします。
- 厚揚げは、湯通しして油抜きした後(カロリーが低くなります。また、味のしみ込みが良くなります)、食べやすい大きさに切ります。
- 中華鍋(又はフライパン)にごま油を熱し、豆板醤、しょうが、にんにくを入れ、弱火でじっくり炒めます。(油に辛みと香りを移し、味を引き立てます)
- 3の香りが出てきたら、豚ひき肉を加え中火で炒めます。aを加え、パラパラになるまで炒めます。
- 4に1の小松菜の茎、葉を少し間をおいて順に加え、やや強火で軽く炒めます。
- 5に2の厚揚げを加え、全体がなじむように炒め合わせ、bを加えて3~4分煮ます。
- 6にcの水溶き片栗粉を様子をみながら回し入れ、とろみをつけます。フツフツしてきたらねぎを加え、さっとひと混ぜし、火を止めます。
- 7を器に盛り、あつあつを供します。