秋なすを食べて夏バテにサヨナラ
モーリーの
“カレーマーボーなす”
晩夏から初秋へと季節の変わり目です。食材も秋に美味しくなる魚や野菜が出回りはじめ、衰えていた食欲も少しずつ増してくる頃です。
そこで今月は、この時季に収穫される秋なすを使った“カレーマーボー”をご紹介します。
みそ味がしみ込み、こくと旨みの増した豚ひき肉が素揚げにしたなすにまんべんなく絡み、濃厚な味わいの一品です。豆板醤のピリッとした風味とカレー粉の刺激的な香りがより食欲をそそり、ご飯がすすみますよ。
九月は、夏の暑さで弱った身体を回復させる養生の月です。旬の野菜と共に、肉や魚、豆腐などのタンパク質を十分に摂取することが大切です。しっかり食べて身体に栄養を吸収し、夏バテに“さようなら!”
もうすぐやってくる本格的な秋を元気に迎えましょう。
≪材料(2~3人分)≫
- なす
- 2~3個(約300g)
- 豚ひき肉
- 100g
- a
-
- 酒
- 小さじ1
- しょう油
- 小さじ1
- しし唐辛子
- 4~6本
- にんにく(みじん切り)
- 小さじ1 1/2
- しょうが(みじん切り)
- 小さじ1 1/2
- 青ねぎ(小口切り)
- 1本
- 豆板醤
- 小さじ1
- カレー粉
- 大さじ1
- b
-
- 赤だしみそ
- 大さじ1
- 酒
- 大さじ1
- しょう油
- 小さじ2
- 砂糖
- 小さじ1
- 水
- カップ1
- c
-
- 片栗粉
- 大さじ1/2
- 水
- 大さじ1
- サラダ油
- 大さじ1強
- 揚げ油
- 温かいご飯
≪作り方≫
- 豚ひき肉にaの調味料をふりかけ、軽く混ぜ下味をつけます。
- ボールにbを入れ、よく混ぜ合わせます。
- ボールにcを入れ、水溶き片栗粉を作ります。
- なすはヘタを落とし、縦半分に切り、一口大の乱切りにします。しし唐辛子はつま楊枝で2~3ヶ所穴をあけます。なすもしし唐辛子も水けはきれいに拭きとっておきます。(油はねを防ぐため)
- 中華鍋に揚げ油を高めの温度(180℃~190℃)に熱し(油の温度が低いと、油を吸いすぎてベチャッとなります)、まず4のしし唐辛子をさっと色良く揚げます。次に4のなすを切ったらすぐに油に入れ(切ってすぐに油で揚げることで、水につけてアク抜きをしなくても色、つや良くきれいに仕上がります)、少し色づくまで揚げ、油を切ります。
- 5の中華鍋の油をあけ、紙タオルでさっと拭き、弱火にかけます。サラダ油を大さじ1強入れ、にんにく、しょうが、青ねぎ(1/4量)を炒めます。香りがたってきたら、豆板醤とカレー粉を加えよく混ぜながら、ゆっくり炒めます。(弱火でゆっくり炒めることで、豆板醤とカレー粉の辛みと香りをより引き出せます)
- 6に1を加え、中火で豚ひき肉がポロポロにほぐれるまで炒めます。
- 7に2を入れ、豚ミンチにまぶしつけるように炒め合わせます。ここに5の素揚げしたなすと水を加え、時々混ぜながらしばらく煮ます。
- 8に青ねぎ(6で使った残りです。10に少し残しておきます)を加え、3の水溶き片栗粉適量(とろみ加減を見ながら少しずついれます)でとろみをつけます。火を少し強めフツフツしたら火を止めます。
- 器に温かいご飯を盛り、9をかけ、9で残しておいた青ねぎを散らし、5のしし唐辛子の素揚げを添えます。