春の畑と海の旬を取り合わせた滋味豊かなスープ
モーリーの
“あさりと春キャベツのトマトスープ”
花ほころぶ四月は海の幸、山の幸が出まわる嬉しい季節です。そこで今回は、まさに旬、旨みが増し身がふっくらとした「あさり」と、やわらかくて甘みのある「春キャベツ」が主役の具だくさんスープをご紹介します。
2つの主役を組み合わせて食べることで、あさりに多く含まれている鉄分、造血のビタミンと呼ばれているビタミンB12と、春キャベツに豊富なビタミンCとを一緒に摂取できるため、鉄分の吸収がより高まり貧血の予防、改善にとても効果的な一品となります。血行不良で肌がくすんで悩んでいる方にもおすすめです。
旬のもの同士は栄養分の相乗効果があり、味の相性も良いと言われます。季節の変わり目で体調を崩しやすいこの時季、旬の食材を上手くメニューに取り入れ美味しく食し、健やかにお過ごし下さい。
≪材料(2人分)≫
-
- あさり(殻つき)※
- 200g強
- 白ぶどう酒
- 大さじ2
- こしょう
- 少々
- 春キャベツ
- 150g強
- 玉葱
- 100g
- セロリ
- 30g
- にんにく
- 小1片
- パセリ
- 適量
- カットトマト(缶詰)
- 200g
- トマトケチャップ
- 大さじ1
- コンソメ顆粒
- 3g
- しょう油
- 小さじ1/2
- 塩、こしょう
- オリーブ油
- 小さじ2
- 水
- カップ2
※あさりは砂出ししたものを使います
≪作り方≫
- あさりを鍋に入れ火にかけ、こしょう少々をふりかけ白ぶどう酒を加えふたをします。口が開いたらあさりを取り出します。
- 1の鍋に残っているあさりの蒸し汁をふきんで漉します(残っている砂をきれいに取り除き、美味しいスープに仕上げます。このひと手間が大切!)。漉し汁は6で使うのでとっておきます。
- 春キャベツは一口大に、玉葱、セロリは薄切りに、にんにくはみじん切りにします。
- パセリはみじん切りにした後、布巾に包みぎゅっと絞って水気を取り、パラパラの状態にしておきます。
- 鍋にオリーブ油を熱し、にんにくを炒めます(弱火で)。香りがたってきたら、玉葱、セロリを加えしんなりするまで炒めます(中火の弱火で)。
- 5にカットトマト(缶汁ごと)、トマトケチャップ、2のあさりの漉し汁を加え、全体をなじませるように混ぜながら火を入れます。
- 6に水とコンソメ顆粒を加え、強火で煮ます。フツフツしてきたらアクをきれいにすくい取ります。
- 7に春キャベツを加え火を弱め、柔らかくなるまでコトコトと煮ます。
- 8に1のあさりを戻し入れ、しょう油を加え軽く煮ます(煮すぎるとあさりの身がかたくなるので、注意しましょう)。味をみて塩、こしょうで調えます。
- 器に9をよそい、4のパセリを散らします。