香りと辛みで食欲をそそる
モーリーの
“腰果肉丁(ヤオグゥオロウティン)”
六月、七月は梅雨入りから梅雨明けへと季節が進み、気温、温度ともに高く過ごしにくい日が多いですね。当然、食欲もにぶりがちになります。その上、細菌が繁殖しやすく食中毒にも要注意。そこで今回はスパイスを効かせて食欲をそそるとともに、しっかり加熱調理することで食中毒の不安も取り除いた一品「腰果肉丁(カシューナッツと豚肉のさいの目炒め)」をご紹介します。
食材のカシューナッツ、豚肉、野菜には健康や美肌作りに効果的なタンパク質、ビタミン、ミネラルがバランス良く含まれていて、栄養的にも優れたメニューです。
カシューナッツの香ばしさと歯ざわりが味を引き立て、刺激のある花椒(中国の山椒)の香りと辛みにお箸がすすみますよ。
≪材料(2人分)≫
-
- 豚肉(厚さ1cm トンカツ用)
- 100g
- 塩
- 少々
- 酒
- 小さじ1
- しょう油
- 小さじ1/2
- 溶き卵
- 大さじ1
- 片栗粉
- 小さじ2
- サラダ油
- 小さじ1
- カシューナッツ
- 40g
- ピーマン
- 1個
- 赤ピーマン
- 1個
- たけのこ(茹)
- 50g
- 白ねぎ
- 50g
- 花椒(ホワジャオ)
- 小さじ1
- 赤唐辛子
- 2~3本
- 土生姜
- 15g
- サラダ油
- 大さじ1
- 揚げ油
- a
-
- しょう油
- 大さじ1 1/2
- 酒
- 小さじ2
- 酢
- 小さじ2
- 砂糖
- 小さじ2
- 水
- 小さじ2
- こしょう
- 少々
- b
-
- 片栗粉
- 小さじ1
- 水
- 小さじ2
≪作り方≫
- 豚肉は1cm角切りにし、塩、酒、しょう油で下味をつけます。
- ボウルに溶き卵と1の豚肉を入れ軽く混ぜ、片栗粉をまぶしサラダ油をふり混ぜます。
- ピーマン、赤ピーマン、たけのこは1cm角切りに、白ねぎは1cm長さに切ります。
- 赤唐辛子は種を取って小口切りに、土生姜はせん切りにします。(赤唐辛子の半量は飾り用にとっておきます)
- ボウルにaの材料を入れてよく混ぜ、合わせ調味料を作ります。もう一つのボウルにbで水溶き片栗粉を作ります。
- 中華鍋を火にかけ、揚げ油を入れ、低温でカシューナッツを色づく程度に素揚げします。(色づきやすいので、油の温度に気をつけましょう)
- 6の揚げ油で2の豚肉をほぐすように混ぜながら揚げます。
- 豚肉を揚げた後の油をボウルに移し、中華鍋を空にします。
- 8の中華鍋を弱火にかけサラダ油を入れ、4の赤唐辛子の半量と花椒を加えゆっくり炒めます。油に香りと辛みがついたら、赤唐辛子と花椒は取り除きます。
- 9に4の土生姜を入れて炒めます。火を強めて3の野菜を加え軽く炒めます。ここに7の豚肉と5の合わせ調味料を加え全体に炒め合わせ6のカシューナッツも加え、さっと混ぜます。最後に5の水溶き片栗粉を様子を見ながら加え、全体を混ぜ合わせて火を止めます。
- 10を器に盛り4の飾り用赤唐辛子を散らします。