厳しい冬の暖か鱈料理。栄養バランスも抜群です
モーリーの“タラと白菜のグラタン”
「如月」「節分」「立春」と2月を代表する言葉には、そのひびきが早春の季を伝えてくれるものがいくつかあります。しかし実際は、ことのほか寒さの厳しい季節ですね。こんな時期は、何と言っても温かな料理がご馳走です。そこで今回は、今が旬のタラと白菜が主役のグラタンをご紹介しましょう。
白身の魚とたっぷりの淡・緑黄色の両野菜、そして牛乳、バターが入っています。と言うことは、ビタミン、ミネラル、タンパク質、脂質と栄養成分のバランスが抜群で、しかも消化吸収の良いメニューなのです。
北風がピューピュー吹き、雪が舞っているような日、アツアツのグラタンを口にすると、身も心もホッとした暖かな心地になり、厳しい寒さから心身を守ることが出来ますよ。
≪材料(4人分)≫ |
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≪作り方≫
- タラは、一口大に切り、塩、コショウをした後白ワインをふりかけ、しばらくおきます(タラの臭みを取ります)。
- 1の水けをきれいにふきとり、小麦粉をまぶします。(余分な小麦粉はとっておきます)
- ニンニクはみじん切り、白菜は3cm長さの太め短冊切り、人参は3cm長さのせん切り、ベーコンは1cm巾の小口切りにします。ブロッコリーは小房に分け、さっと色よく茹でておきます。パセリはみじん切りにした後、ふきんでぎゅっと絞って、パラパラの状態にしておきます。
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厚手の鍋にバターを溶かし、小麦粉を加えて、弱火でゆっくり焦がさないように炒めます(白くてなめらかなソースに仕上がります)。
ここに牛乳を少しずつ加えてのばし、とろみがつくまでしばらく煮て、塩、コショウで味を調え、ホワイトソースを作ります。 - フライパンを熱し、ベーコン、人参の順に炒めます。人参がしんなりしてきたら、白菜を加えさらに炒め、鶏がらスープの素をふり入れます。ここに4のホワイトソースを少し加え(玉じゃくしで2杯程)全体にからめて味をなじませ、塩、コショウで味を調えます。最後に茹でたブロッコリーを加えます。
- 別のフライパンにバターを熱し、ニンニクのみじん切りを炒めます。ここに2のタラを入れ両面を薄くこげ色がつくまで焼きます。
- グラタン皿にバターを塗り、5の半量をひき6のタラをのせ、その上に残りの5をのせます。最後に残りのホワイトソースを全体にかけ粉チーズ(又はとろけるチーズ)とパン粉をふりかけ、230℃に上がったオーブンで10分程焼きます。
- 焼き上がった7にみじんパセリを散らします。