夏を迎える縁起もののおいしいお菓子
モーリーの
“水無月”
梅雨の晴れ間がまぶしく美しい六月は、一年の折り返しの月にあたり、古くからさまざまな神事が行われています。六月一日の「氷の朔日」、六月三十日の「夏越の祓(はら)え」が代表的ですね。
そこで今回は、「夏越の祓え」(この日は一年のちょうど半分にあたる大きな節目です)の時に食べると夏の病除けになると言われている「水無月」をご紹介しましょう。
ういろう独特のもっちりとした食感と、甘納豆のほど良い甘味が絶妙な味を引き出し、とってもおいしい和菓子ですよ。
作り方は簡単、初めての方でも難なくできますので、一度チャレンジしてみて下さい。
家族の無病息災を願いながら、手作りの「水無月」をいただき、厳しい暑さの夏を元気に乗り越えましょう。
≪材料(流し箱(13.8×13.8×4.5cm)1つ分)≫ |
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≪作り方≫
- ボールに白玉粉と本葛を入れ、分量の水を少しずつ加え、だまにならないように手でよくこねて混ぜ合わせます。(分量の水を一度に全部入れると、だまになりやすいので、50cc程を少しずつ加えながら、よくこね、なめらかな状態にすることが大切です)
- きれいにこね合わせることができたら、1に分量の残りの水を、木べらでかき混ぜながら、少しずつ加えていきます。
- 2に砂糖と上用粉を入れ、だまがなくなるまでよく混ぜます。
- 目の細かいこし器で、3をこします。(きれいな生地になります)
- クッキングシートを敷いた流し箱に4の生地を、大さじ3~4杯残して流し入れ、蒸気の上がっている蒸し器で10~15分蒸します。
- 5を取り出し、甘納豆を表面に散らします。上から5で残しておいた4の生地をむらなく流し入れ、さらに20分程強火で蒸します。
- 6を自然に冷ました後、冷蔵庫に入れ、少しひんやりさせてから三角形に切り分け供します。