梅雨の時期に食欲をそそるサッパリとした酸味
モーリーの
“野菜たっぷりアジの南蛮漬け”
入梅、夏至を迎え、夏の入り口となる六月は、湿度、気温の高い日が多くなるため、食欲が落ち身体の変調をきたしやすい時季です。
そこで今月は、お酢でさっぱりと仕上げて食欲の無い時でも食べやすく、しかも栄養バランスの良い一品をご紹介します。
初夏の頃から脂がのって美味しくなるアジをカリッと揚げ、なす、トマト、ズッキーニなどの夏野菜と一緒に、ピリッと辛味がひきたつ南蛮酢につけたこの一皿は、口あたり、彩り共に良く、食がすすみます。最近食欲が無く、何となく体がスッキリしないなぁーと感じていらっしゃる方、是非一度お試し下さい。
食欲をそそる工夫をし、栄養バランスの良い食事をとることで体調を整え、これからやってくる夏の過酷な暑さに備えましょう。
≪材料(2人分)≫
- アジ3枚おろし
- 2尾分(200gほど)
- 塩、こしょう
- 各少々
- 小麦粉
- 適量
- なす
- 100g
- ズッキーニ
- 100g
- にんにく
- 1片
- 玉葱
- 50g
- ねぎ
- 30g
- 人参
- 30g
- トマト
- 100g
- 赤唐辛子
- 2本
- 揚げ油
- 適量
- 南蛮酢
-
- 酢
- カップ1/4
- 薄口しょう油
- カップ1/4
- みりん
- カップ1/4
- 酒
- 大さじ2
- 砂糖
- 大さじ1/2
- 出し汁
- カップ1/4
≪作り方≫
- 玉葱は薄切り、ねぎは斜め薄切り、人参は薄切りにした後、せん切りにします。トマトは種を除き1cm角に切ります。赤唐辛子は種を除き小口切りにします。
- なすは縦半分に切り、5mm厚さの半月切りにし、ズッキーニは3~4cm長さの棒状に切ります。にんにくは薄切りにします。
- 鍋に南蛮酢の材料を合わせ、ひと煮立ちさせて冷まします。
- 3に1の玉葱、ねぎ、人参、トマト、赤唐辛子を加え、つけ汁を作ります。
- アジは小骨を取り、3等分に切り、軽く塩、こしょうします。水気をきれいにふき取り、揚げる直前に小麦粉を薄くつけます。(小麦粉をつけて時間をおくと水気が出てきて、美味しく揚がりません)
- 揚げ油を低めの温度に熱し、2のにんにくを入れカリッとするまで揚げ、油をきります。(低めの温度でゆっくり揚げることで焦げずにカリッと揚がります)
- 6の揚げ油の温度を中温に上げ、なすとズッキーニをさっと色良く揚げ、油をきります。
- 7のなすとズッキーニを4のつけ汁に浸します。
- 7の揚げ油で5のアジをカリッとするまでじっくりと揚げ、油をきります。
- 9のアジが熱いうちに8につけ、1時間以上つけて味をしみ込ませます。(味がしみ込みやすくなります)
- 器に10のアジを盛り、上から野菜の入ったつけ汁をかけ(野菜も一緒に)、食べる直前に(カリッとしたにんにくチップが全体の味をひきしめます)6のにんにくを散らします。
※冷蔵庫で冷やし、味のしみ込んだ南蛮漬けをレタスやサラダ菜、サンチュウなどで包んで食べても美味しいですよ。