口当たり良し!ひんやりなめらか
モーリーの
“茄子のやわらか煮”
梅雨が明けると待ちかまえていたかのように太陽の季節がやってきます。そこで今月ご紹介するメニューは、その太陽の光をたっぷり浴びておいしく育った“茄子”が主役の「ナスのやわらか煮」です。
茄子は、カリウムを多く含んでいるため体の熱を逃がしたり、体内の余分な水分や塩分を排出し、むくみを取る作用があります。まさに夏にピッタリの食材ですね。
じっくりやわらかく煮たこの一品は、作りたてよりも煮汁ごと冷蔵庫で充分冷やしてから食べる方が口当たりよく、しかも味がしっかり染みて一層美味しく味わえます。暑くて食欲のない時でも、お箸がすすみますよ。
作り方は、いたって簡単!栄養価が高く旨味も増し、そのうえ安価と三拍子揃った旬の今、是非お試し下さい。
≪材料(2人分)≫
- 茄子
- 3個(約350g)
- しし唐辛子
- 10本
- 赤唐辛子
- 1本
- 茗荷
- 1~2個
- ごま油
- 大さじ2弱
- だし※
- カップ1 1/2
- a
-
- 酒
- 大さじ2
- 薄口しょう油
- 大さじ2
- みりん
- 大さじ2
- 砂糖
- 小さじ1
※昆布とかつお節でとります。
≪作り方≫
- 茄子はヘタを取って縦半分に切り、皮に斜めに細かく切り込みを入れます。長さを3~4等分の斜め切りにし、水につけアク抜きをします。ザルにあげ水けをしっかりとります。
- しし唐辛子は、つま楊枝で表面に2~3ヶ所穴をあけ、加熱した時に破裂するのを防ぎます。
- 赤唐辛子は、種を取り小口切りにします。
- 茗荷は縦半分に切り、斜め薄切りにします。冷水に放した後、ザルにあげ水けをきります。
- ボウルにaを合わせ、よく混ぜておきます。
- 鍋にごま油を熱し、1の茄子と2のしし唐を加え中火で炒めます。(茄子もしし唐も油との相性が良く、油で炒めることで、味も栄養価も高まります)
- 6の全体に油がなじんだら、しし唐をいったん取り出します。
- 7に、だしを入れ強火で煮ます。フツフツしてきたら3の赤唐辛子と5の合わせ調味料を加え、落としぶたをします。再びフツフツしてきたら火を弱め、静かに沸騰する火加減にしコトコトと20分ほど煮ます。
- 8の茄子を少し寄せて開いた所に7で取り出したしし唐を戻し入れ、再び落としぶたをして、さらに10分ほど煮ます。
- 煮上がった9を鍋ごと氷水につけ、粗熱を取った後、そのまま冷蔵庫で充分冷やします。
- 10を器に盛り、4の茗荷を天盛りします。