カラフルピクルス

八月、九月は初秋、仲秋と呼ばれ、暦の上では「秋」となりますが実際は暑い盛りです。こんな時季は、さっぱりと口当たりの良いものが食べたくなりますね。

そこで今回は、米酢のまろやかな酸味でお箸が進む「カラフルピクルス」をご紹介します。調理方法は簡単です。多めに作っておくと、サラダに酢の物に漬け物代わりに、また洋食・和食のつけ合わせとして、食卓に出せる重宝な一品です。

漬け込む野菜のビタミン・ミネラルやピクルス液の米酢に含まれている酢酸、クエン酸、アミノ酸には疲労回復や美肌作りの効果があります。暑い時は肉や魚はもちろんのこと、酢や野菜も努めて摂取し、夏バテを予防すると同時に、厳しい日差しからお肌を守りましょう。

ローリエ

２枚

赤唐辛子

２本

黒粒こしょう

１０粒ほど

ピクルス液

鍋にピクルス液の材料を入れ弱火でゆっくり加熱し、砂糖と塩を溶かします。フツフツしてきたら火を止め冷まします。
パプリカは種とヘタと白いワタの厚い部分を取り除き、太めの棒状に切ります。セロリの筋と人参、大根の皮は、皮むき器でむき、長さ５～６ｃｍの太めの棒状に切ります。きゅうりも長さ５～６ｃｍの太めの棒状に切ります。茗荷は縦半分に切ります。
ミニトマトは皮を楊枝で５～６ヶ所穴を開けます。
ボウルに２の野菜を入れ、塩を振ります。手で軽く混ぜ１時間ほどおきます。途中２～３回ボールを返し、なじませます。（塩を振って、野菜から水分を出すことで、しんなりと食べやすくなると同時に、漬け込むピクルス液の味が、しみ込みやすくなります）
４をザルに上げ、水けをしっかり切ります。
ボウルに５の野菜と３のミニトマトを入れ、１のピクルス液を注ぎます。ここにローリエ、赤唐辛子、黒粒こしょうを加え全体をざっと混ぜ合わせます。味をみて塩で加減します。
漬け込み容器に６を移し、冷蔵庫で味をなじませます。漬かりは浅いですが２～３時間後からＯＫです。冷蔵庫に入れて３～４日は美味しく食べられます。