お総菜にはもちろん、おもてなし料理にも、お弁当にも!
モーリーの“さんまのさつま揚げ”
九月。夏から秋へと季節が移り変わっていきます。
残暑厳しい日々の中で、朝・夕に吹く心地よい風、夜になればこおろぎ、すず虫などの虫の声が聞こえてきます。体も心もホッとしますね。夏の暑さが少しずつ和らぐこの時期は、減退していた食欲が増してきます。暑さで弱った体に栄養をしっかり吸収させ、夏バテを回復させるときです。
そこで今回は、秋風と共に脂がのって栄養価も高くなる旬の魚「さんま」を使った一品をご紹介しましょう。
さんまは、体に抵抗力をつけるタンパク質やビタミン類はもちろんのこと、脂肪やミネラルも豊富で、体力回復に効果が有る優れた食材です。
「さんまのさつま揚げ」は、作るのに少し手間がかかりますが、普段の総菜やおもてなし料理として、また冷めてもおいしいのでお弁当にもよく合います。
秋の海の幸を、たっぷり体に取り込んで、元気にお過ごし下さい。
≪材料(3~4人分)≫ |
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≪作り方≫
- さんまは三枚におろし、中骨、腹骨、皮を取り除き、包丁で細かく刻み、更に叩いて身をつぶします。(粘りが出るくらいまで)
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赤とうがらしは種を取り除いた後、みじん切りにします。
青ねぎ、人参、大葉もみじん切りにします。 - ボールに1を入れ、aを順番に加え、粘りが出るまでよく混ぜ合わせます。(よく混ぜ合わせることで、ファッとした食感に揚がります。)
- 3にbを加え、更によく混ぜ、最後に片栗粉を入れて混ぜ合わせます。
- 4を8~9個に分け、小判型に整え、170℃の油できつね色になるまで揚げます。
- 甘酢の調味料を鍋に入れ、砂糖が溶ける程度火にかけた後、冷まします。(火にかけることで、酢がまろやかになります。)
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きゅうりは蛇腹切りにし、塩をふりかけしんなりさせます。
水で洗って塩気を取り、絞って水けをきります。
適当な大きさに切り分けます。 - 茗荷は熱湯でさっと茹で、水けを切り縦半分に切ります。
- 7と8を6の甘酢につけます。
- 器に大葉をひき5を盛りつけ9の蛇腹きゅうりと茗荷、くし形に切ったレモンを添えて供します。