パプリカパウダーが決め手 ハンガリー風ビーフシチュー
モーリーの
“ハンガリアングーラッシュ”
いろいろな思い出を残して去る2018年。来る年は、どんな年になるでしょう。穏やかな年になるといいですね。さて今月のメニューはクリスマスのホームパーティーにおすすめの「ハンガリアングーラッシュ」です。
パプリカパウダーが入ったこの一品は、パプリカの主産地であるハンガリーの代表的な料理で、上品な香りがするビーフシチューです。カレーのようにご飯にかけても美味しく、またトーストしたパンにもよく合います。前日に作って一晩ねかせると味がしみ込み旨味がぐ〜んと増します。それに当日は温めるだけでOK!忙しい思いをせず、お客さまと一緒にパーティーを楽しむことができますよ。
慌ただしい年の瀬ですが、じっくり煮込んだ温かい手料理を囲んで、和やかなひとときをお過ごし下さい。
≪材料(2人分)≫
- 牛肉(ランプ、バラ、肩ロースなど)塊
- 200g
- a
-
- 赤ワイン
- 大さじ2
- ニンニク(すりおろす)
- 1かけ分
- 小麦粉
- 適量
- オリーブ油
- 大さじ1 1/2
- バター
- 10g
- 玉葱
- 200g
- にんにく
- 1かけ
- じゃが芋
- 150g
- 人参
- 70g
- ブラウンマッシュルーム
- 4~6個
- クレソン
- 2~3枝
- カットトマト(缶詰)
- 200g
- 赤ワイン
- カップ1/2
- トマトペースト
- 大さじ1
- パプリカパウダー
- 大さじ1
- オレガノ
- 少々
- キャラウェイシード
- 小さじ1
- ブイヨン顆粒
- 1袋(4g)
- 水
- カップ3~4
- 塩、こしょう
- 各適量
≪作り方≫
- 牛肉は2cm角に切りaでマリネします(1時間ほど)。(漬け汁につけることで牛肉がやわらかくなります)
- 玉葱、じゃが芋、人参は1.5cm角に切ります。じゃが芋は水に放しザルにあげ水気をきります。にんにくは、みじん切りに、マッシュルームは石づきを取り、大きければ半分に切ります。
- 厚手の鍋にオリーブ油大さじ1/2とバターを熱し、2の玉葱とにんにくを弱火で、玉葱が薄いきつね色になるまでゆっくり炒めます。(玉葱の甘味がでて美味しくなります)
- 1の水気を拭き取り、焼く直前に(塩をふってから時間をおくと、その間に、水分と一緒に旨味も出てしまいます)しっかりめに塩、こしょうします。(マリネ液は、とっておきます)
- 4に薄く小麦粉をまぶします。
- フライパンにオリーブ油大さじ1を熱し、5を強火で炒め、表面にしっかり焼き色をつけます(牛肉を焼きつけたこうばしさが美味しさを作ります)。焼き色がついたものから取り出し3の鍋に入れます。
- 牛肉を取り出したあとの6のフライパンに4でとっておいたマリネ液と、赤ワインを加え、フライパンの底についた旨味をこそげ取ります。(フライパンの中身の液は9で使います)
- 6の牛肉が入った3の鍋に2のじゃが芋、人参、マッシュルームを入れ、カットトマト、トマトペースト、パプリカパウダー、オレガノ、キャラウェイシード、ブイヨン顆粒、塩少々を加え、全体がなじむように炒め合わせます。(じゃが芋は、煮くずれしやすいので炒め合わせた後取り出します)
- 8に7とひたひたの水(カップ2~3)を加え、強火で煮ます。フツフツしてアクが出てきたらすくい取り、ふたを少しずらしてかぶせ、弱火で1時間30分ほどコトコトと煮込みます。牛肉がやわらかくなったら8で取り出したじゃが芋を加え、さらに30分ほど煮ます。焦さないように時々かき混ぜ、煮つまってきたら水を足して調節し、最後に塩、こしょうで味を調えます。
- 9を器に盛りクレソンを添えます。