ガサガサ・ひび割れ……どうにかならない?唇の乾燥・皮むけ

美しい唇を保つには?

秋冬になると、肌より先に唇の乾燥を感じることはありませんか?いわば、乾燥のセンサーのような存在なのかもしれません。

今回はこの唇の乾燥について、スキンケア相談室に届いた、ご相談を元に解説していきます。

多くの人が同じような悩みをお持ちだと思います。“Sachi”さん、ありがとうございます!

“Sachi”さんの質問

最近ずっと気になっているのが唇の乾燥です。
唇の皮がよくところどころむけて、口紅を塗るとみすぼらしい状態ということがあります。
顔のお手入れをする時に、唇はなぜか避けている気もするので、保湿が足りないだけかもしれないのですが……。
お化粧をする時につい皮をはがしてしまいたくなりつつ、何とか我慢していますが、これがよくならないかといつも思っています。

何かよいお手入れ法があったら教えていただけるとうれしいです。

みずぼらしいなんて……(^^;)でも、それだけ気になっていらっしゃるご様子です。

唇の構造上の特徴は、角質層がないに等しく、粘膜があるだけです。しかも皮脂腺や汗腺がないため、ダメージを受けやすい上に水分を保ちにくい点です。

そのためターンオーバーも数日周期と速い部分です。このようなデリケートな唇の皮を剥いていたら良くなるものも良くなりません。

“Sachi”様は、ぐっと我慢なさっておられるとのこと。素晴らしいです!

リップクリームのイメージ

唇のケアはこのような弱さを思いやることが大切になってきます。基本はリップクリームでの保護ですが、皆さんは当たり前にされていると思います。でも、良くならない……というわけです。

ここではリップ以外のケアと唇に影響する事項を挙げてみます。ケア同様に予防策も大事なのです。

弱い唇、ケアや気をつけることは?

唇を舐める癖

唇を舐める癖があったとしても、本人は気づいてないことがあります。見つけたら意識してなくしましょう。

水仕事の多い人が手荒れを起こすのと同じ原理で、水分が蒸発するときに、乾燥が促進されます。

肌と同様に、化粧水や乳液・クリーム等で保湿保護します。

唇の摩擦に注意

皮膚は摩擦に弱いもの、それよりもデリケートな唇なのに、案外酷い扱いを受けています。

ティッシュ、タオル、ハンカチ等の使い方、擦ってませんか?

唇の紫外線防止

被害が表れやすいのは下唇、紫外線を受け止めやすい角度なのです。保護をしていないと、まともにダメージを受けます。紫外線で唇を傷める人は多く、色も次第にくすんできます。

肌に日焼け止め製品やファンデーションをつけるとき、唇にも薄くつけるようにしましょう。

口紅による唇の皮むけ

口紅の種類と、落とす際にどんなクレンジングを使用されているかも関係します。

ウォータープルーフタイプのように専用クレンジングが必要な口紅は避けます。乾燥を促進しますし、洗い過ぎに繋がるからです。

サッポーのような洗浄力のないクレンジングでも簡単に落とせる口紅にしましょう。

唇が熱っぽい

唇が乾きやすいのは、胃と直結していて、胃の熱を発散しているためです。なので、胃の調子によって左右される人が多くいます。

このような場合は、胃を改善することが先決です。間食をなくしただけで良くなった、なんて話も聞いたことがあります。

唇は胃の影響を受ける

胃はストレスやアルコールの摂取などでしばしば出血をしています。誰にでも起こる現象ですが、これが高じたり、恒常的になると重要なトラブルにも発展していきます。

胃は鈍感で多少のことはへっちゃらなだけに、注意してあげないといけない部分です。唇の熱が予報してくれていると考え、胃痛や胸やけ・胃もたれなどをよく感じる人は一度病院で診て貰いましょう。

いかがでしたか?

唇を傷める原因は様々でしたね。また、唇に関するケアをみると、肌と全く一緒で良いことが判ります。唇に化粧品を付けることには、抵抗があるかもしれませんが、一度試してみましょう。その上で乾燥するならリップクリームといった感じですね。

また唇の皮を剥いてしまって、化粧品に反応するような時は、直接リップクリームや白色ワセリンを塗りましょう。その上から、UVケアです。

今日のサッポー美肌塾まとめ

  • 唇の脆弱な特性を知って、適したケアを
  • 胃の熱から唇が乾燥し、皮むけすることも
黒板に注目!

編集後記

唇の乾燥、毎年私も悩まされています。デスクの上には、リップクリームを常備。乾いたら付け、お茶を飲んだら付けをしています。

でも、スキンケアの時は……そういえばサボっているかも(^^;)

「サッポー美肌塾」第206号 / 2005年1月21日 発行


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