春の紫外線……あなたの常識をチェック

※今回の講義は“Winds2007年4月号”(サッポーご愛用者向け月刊紙)からの転載記事です

 
 
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サッポー先生

サッポーです。

3月の始め(配信当時)は、もう4月か5月かと思うばかりの暖かさでしたが、半ばを過ぎて2月の寒さに戻りました。
おー寒!と思ったら今日はとっても暖かい。
春の気候は一喜一憂、まるで私の心のレンズのようです。

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今回の美肌塾は、春の紫外線について、ご注意を呼びかけたいと思いました。

こう暖かいと、読者の“ついうっかり”がちょっぴり心配だからです。

 
 

春うらら……心地よい春の陽に、うっかりミスを防ぐ5つのポイント

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

ポカポカ陽気についガードを忘れてしまう春の紫外線。
10歳若い肌を保つにはUVケアはもう本番です。

「紫外線対策はいつから始めたら良いの?」

というご相談をよくいただきます。

正解は「1年365日」ですが、なんとなく「UVケアは夏にするもの」と思っている人には「春から本番」を強調したいと思います。
目に見えるダメージがなくても、知らないうちに少しずつ蓄積されるのが紫外線ダメージのやっかいなところ。
ウエストラインが目安になるメタボリックシンドロームより、ある意昧では怖いのです。

▼ ポイント1.気温と紫外線は無関係

極寒の北極、南極はとても紫外線の強いところです。
夏に紫外線がピークになると思っている人は、これを思い出してください。

「4月+5月の紫外線量は、7月+8月の紫外線量より多い。」

ちなみに今の3月(※配信当時)は9月と同じ位です。
地表に降り注ぐ紫外線の量を左右するのは、太陽光線が地面にあたる角度と雲の多さです。
もっとも太陽が地面にまっすぐ(90度の角度で)降り注ぐ6月の紫外線が、5月・7月より少ないのは、梅雨で雲が紫外線をさえぎる日が多いからです。

▼ ポイント2.UVAを警戒すべし

スキンケア歴何十年というベテランでも、案外UVAとUVBの本当の違いを知らない人が多いようです。
カタカナは何度聞いても忘れるのは私も同じですが、この際、これだけは覚えてしまいましよう。

▽ UVB-波長の短い紫外線

サンバーン(赤みを伴う炎症)を起こすが、真皮層までは届かない。
ターンオーバーを速め、肌の未熟化を促進する。

▽ UVA-波長の長い紫外線

サンバーンは起こさないが、黒っぽい日焼けをつくる。
真皮層まで届き、徐々に組織を壊していくため、長年のうちに深いしわの原因になる。

波長が長い(=雲やガラス窓も透過する⇒これは必ず試験にでます)UVAは、皮膚の奥まで届きます。

  • 曇りの日も気を許してはいけません。
  • 窓越しのポカポカ陽気も油断できません。

向こう気は強いけどすぐに弾き返されるUVBより、UVAは性格が悪いのです。
シミを作る主犯もこのUVAです。

▼ ポイント3.チリも積もれば山となる

“今日の疲れを明日に残さない。”
“済んだことは忘れて一から再スタート。”
こういう心構えの通用しないのが紫外線です。

「洗濯物を干しにちょっとベランダに……。」
こんな時に浴びた紫外線もきっちりカウントされています。

紫外線総量生活紫外線という言葉も試験に出る可能性大です。
アンダーラインを引いてしっかり覚えておきましょう。

▽ 紫外線総量

生まれてからこれまでに浴びてきた紫外線の量を足し算したものです。
これが多いほど肌の老化が進みます。

▽ 生活紫外線

庭仕事や洗濯干し、買い物などのふだんの生活で浴びる紫外線。

一つひとつは微量でも、ご破算になることなく蓄積されていきます。
なぜかというと、表皮が一ヶ月で1ターンオーバーして新しい細胞に全て入れ替わるのに対し、真皮層の場合は数年かかって新しいものに入れ替わっているからです。

▼ ポイント4.パラソルは肌に塗らないスキンケア

下地クリームにファンデーション、その前にパラソルやつば広の帽子を活用するのがスキンケア上手というものです。
肌の手前の数センチ、数十センチで紫外線をシャットアウトしましよう。

車の運転や庭仕事の時などは、二の腕まで被う手袋が「美しい手を守ってくれます。
特に車によく乗る人は、紫外線カット仕様のガラスか確認しておきましょう。
そうでなければ、紫外線防止フィルムや塗るだけでよいコーティング剤で対応されることをおすすめします。

パラソルがない時には舗道のサニーサイドを堂々と歩くのではなく、日陰を歩む控え目な生活態度?が望ましいのです。

▼ ポイント5.TPOで切り替える「対策レベル」

夏は日焼け止め下地クリームとファンデーション。
それ以外の季節はファンデーションだけ。
これではアバウトすぎます。

⇒ お化粧する前に“今日の予定”を頭に浮かべてみましょう。

スポーツジムや杜交ダンスのレッスン、スーパーで買い物くらいなら下地クリームは省略してもいい日です。
でも、土筆ん坊を採りに郊外へ―こんな日は完全ガードが必要です。

⇒ 季節による違いよりも“その日の行動”で判断しましょう。

TPOを考えずに、日焼け止め下地ベースを毎日塗るのはもったいないですね。
紫外線吸収剤を使用した肌負担の高い下地ベースの場合、もったいないと言うより連日の使用による肌への悪影響が出ていないかの注意が必要です。
美白剤と並び、シミの大きな原因になっています。

化粧が崩れにくい便利さのある耐水機能を備えたUV製品もTPOが大切です。
汗を何度もたくさんかくことが予想される日などには、耐水機能が高いと化粧崩れが少なく紫外線防止に繋がり、肌に良い対処といえます。
しかし、毎日のように使用すると、肌そのものが乾燥しやすい肌に変化していきます。
肌の未熟化を誘導するケアとなります。

UV製品にはSPF値、PA値の表示されているものがあります。
SPF値はUVBの防御の度合いを表す数字でPA値はUVAの防御の度合いを+~+++で示しています。
ただしこれは「試験にでない」のであまり真剣に覚えなくてもかまいません。

最近は、SPF値がむやみに高い製品は少なくなりました。
でもまだ必要以上に高いものが販売されています。
数字の大きい方が効きそうな気がするからでしょう。

▽ SPF値10以上になると紫外線の遮断率は横ばい

SPF値0だと紫外線遮断率も0ですが、SPF値10になると遮断率は90%に、でもSPF値80でも100%にはならないのです。

あまり数値の高いものを使う意味はありません。
それよりも、ほどほどの数値のものを使って、こまめにメンテナンスすることが大切です。
サンスクリーンは汗や水で落ちてしまいます。
SPF値の高いものを塗って放っておくのではなく、低い目のものをこまめに塗り直すという方が実質的な効果もあるし、肌への負担も少ないのです。

 
 
 
 
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

モニター試用のススメ

より健康な肌、より美しい肌を目指すにはどうしたらよいか、様々な肌トラブルを解消するにはどうしたらよいか、スキンケアに関する情報は限りなく多く、自分の肌に合った良い情報だけを集めるなど、とうていできそうにありません。

一つひとつの情報を見ると、いずれも良い情報だと思うし、良い製品にも見えます。しかし、今までの経験では、事前に期待したような成果はありませんでした。

美肌の秘密は、ターンオーバーに全てが……

肌は毎日新しい細胞を誕生させ、役目を終えると、垢として排泄する方式の新陳代謝を繰り返しています。一日も休むことなく肌を作り替えています。スキンケアの用語としてはターンオーバーでおなじみです。

もし、日々作り替えられる肌が毎月のターンオーバーの結果、ごく僅かずつでも美しくなっていたら、不満のある肌も、トラブルに悩む肌も、着実に美しい、健康な肌に生まれ変わっていきます。

タ―ンオーバーには美肌・健康肌の秘密の全てがあります。サッポーは『肌が育つケア』と呼んでいます。

モニター試用のススメ

サッポーは、毎月スキンケアモニターを限定募集し、アンケート協力者を募っています。

使用前後計2回のアンケート回答を条件に、製品5点(約一ヶ月分=13,440円相当)を手数料1,980円だけでモニターできる企画です。(回答方法は、郵送もしくはWeb)

モニター一式に同梱される「スキンケア読本」を参考書に、標準的なターンオーバーの期間である約一ヶ月の試用で、肌が美しく育つ基礎的な知識を体得できるのです。

希望者にはアンケートに基づいた個々のアドバイスが返信されるので、「私の肌に適したケア」を掴むことができます。

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