ファンデーションがのらない憂鬱!その場対策と長期的な視点

化粧が上手く乗らないのはストレス!

パウダータイプのファンデーションが上手くつかない悩み、いわゆる化粧のりの良くない肌になると、毎朝の手入れがちょっとした苦痛になります。

パウダリーファンデーションのイメージ

化粧のりが良くないと、ファンデーションなどベースメイク製品との相性のせいにする人がいますが、これは間違いです。もっとも、リキッドタイプやクリームタイプ※の方が肌への付きが良く硬くなった肌にものりやすいという特徴がありますが、化粧の仕上がり時だけの良さです。時間が経つと同じ問題が出てきます。

つまり、化粧のりの良い肌と、悪い肌があるのです。化粧品の選択次第だと考えていると根本的な解決に繋がりません。

※但し、リキッドタイプやクリームタイプには、下記のような問題を含んだ製品があるので注意です。

参考:「夏の紫外線対策・知っておきたい、あのアイテムの欠点!

化粧のりの良い肌とは

  • 肌が乾いても角質そのものが水分を多く含み、柔軟さを維持している
  • 肌(角質層)の水分量が多くバリア能が高いため、汗・皮脂が安定している

パウダー粒子が吸い付く柔らかさを持ち、多少の環境変化では、化粧が崩れない安定感を備えた肌です。よく育った肌(角質)、つまり、一つひとつの細胞がしっかり育つターンオーバーが続いている肌のことです。

化粧のりの悪い肌とは

  • 肌が乾くと、肌表面が硬くなり、パウダー粒子が吸い付かない
  • 肌(角質層)の水分量が少なくバリア能が低いため、汗や皮脂が過剰になっている

苦労して何とか肌にパウダーを乗せても、風に吹かれたり、何かが少し触れるだけでパウダーが取れてしまう肌です。また、汗でパウダーがよれたり流されやすい肌です。日々、繰り返されるターンオーバーが上手く行ってなっていない結果です。

かさつきやすい冬でも、汗の多い夏でも、肌を構成する一つひとつの角質がよく育っていたら、化粧のりの良い肌、化粧持ちの良い肌に変身していきます。この大原則を押さえておきましょう。

化粧のりが悪い時、何とかその場を乗り切る対策

今すぐ肌が育って、化粧のりも良くなるなんて方法はありません。しかし、現実は厳しく、今の肌で何とか見映え良くファンデーションを乗せないといけません。どうしたらよいのでしょう。

化粧品で、よく育った肌と似た状態を作る

肌が乾く環境や季節の場合

既に化粧がのりにくい肌になっているのですから、肌洗浄はサッポー推薦の洗浄力のないクレンジングクリームとすすぎだけにします。

化粧水は保湿力の高いしっとりタイプが向いています。肌を柔らかく整えてくれます。

乾燥から保護する乳液やクリームは、予想される肌環境に応じて、乳液にしたり、クリームにしたり、あるいは、これらを重ねづけします。

これが、よく育った肌に似た状態を作る方法です。いつものケアとそう変わらないですね。しかし、一つ重要な注意点があります。

アイテム使用の「間」がポイント

下地を作っていく過程で、つけたアイテムと次につけるアイテムの間に、いつもより間合いを多くとるようにします。しっかり肌になじませるためです。化粧水→間合い→乳液→間合い→ベースメイク……という具合です。このようにすることによって、ベースメイクのパウダー粒子がしっかり肌に密着します。

そして、もう一つのテクニックが、日中の乾燥環境で肌が硬くなるのを防ぐため、肌に水分補給をすることです。但し、水分補給といってもただの水ではいけません。ただの水だと逆に乾燥を促進させます。

スプレーや噴霧器に化粧水を入れて持ち運びましょう。この時、さっぱりタイプの化粧水が噴霧に向いています(保湿力が高い製品は噴霧しにくい)。ファンデーションの上からでも使え、朝につけた化粧水や美容液の保湿能が復活します。

肌がべたつきやすい環境や季節の場合

肌が乾く環境の場合と、使用する化粧品のアイテムと種類に違いがあります。

  • 肌洗浄と間合いについては全く同じでOKです。
  • 化粧水は保湿能がセーブされたさっぱりタイプを使用します。
  • 美容液は使ってはいけません。
  • 乾燥からの保護は、乳液ではなくクリームを使います。
  • 日中の肌への水分補給はしてはいけません。

汗が多くなって崩れやすくなるわけですから、余り保湿能を高めては汗を肌が溜め込んでしまい、ますます化粧が崩れやすくなります。油性度の高いクリームの方が、水(汗)をはじく能力は高く、汗を溜めなくて良いのです。

化粧のりを良くするためには、長期的なスタンスで

上で解説したように根本的な対策は、よく育った角質で作られた肌になることです。しかし、一度のターンオーバーで、表皮細胞が全て新しいものに入れ替わったとしても、以前より、少しだけ状態の良い角質になっただけです。一朝一夕で肌が育つということはないのです。

数ヶ月ですっかり見違えるような肌に育つケースもあれば、一年かけてようやく様変わりするケースもあります。

大切なのはこのターンオーバーを続けることです。

今日のサッポー美肌塾まとめ

  • 今日の化粧のりを良くするには、下地作りに工夫を!
  • 化粧のりの良い肌になるには、長期的な取り組みが必要
黒板に注目!

編集後記

化粧のりの良し悪しでその日のテンションが変わってきます。女性も案外単純……ではなく、ここは可愛らしさとでも言いましょうか?

でも、目標はいつでも化粧のりの良い肌!毎朝がHAPPYになる肌を目指して下さいね☆

「サッポー美肌塾」第625号 / 2016年11月16日 発行


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