沢煮椀風雑煮と柿のきぬた巻き

おせちの野菜不足を解消

モーリーの
 “沢煮椀風雑煮”と“柿のきぬた巻き”

写真/沢煮椀風雑煮と柿のきぬた巻き

明けましておめでとうございます。今回は、お正月にちなんだ二つの料理をご紹介しましょう。一つめはおせち料理に不足しがちな野菜がたっぷり入った「沢煮椀風雑煮」。二つめは、オードブルやはし休めに喜ばれる、縁起ものの酢の物「柿のきぬた巻き」です。どちらもお正月のご馳走作りで余った食材を使ってできますので、チャレンジしてみてください。

沢煮椀風雑煮≪材料(2人分)≫

2個
豚ロース肉(薄切り) 40g
人参 30g
ごぼう 30g
筍(たけのこ) 30g
生しいたけ 中1枚
絹さや 5~6枚
三ツ葉 5~6本
柚子 適量
だし汁 カップ2 1/2
小さじ1/4
大さじ1/2
薄口しょう油 大さじ1/2

沢煮椀風雑煮≪作り方≫

  1. は焼いておきます。
  2. 豚肉は細めに切り、さっと熱湯をかけ霜降りにしておきます。(豚肉独特の臭いと、余分な脂が取れ、アクが少なくきれいなだし汁になります。)
  3. 人参ごぼうは4~5cmの細切りにします。ごぼうは切った後、水にさらしアク抜きをします。
  4. 生しいたけは薄切りに、絹さやは筋を取り斜め細切りにします。三ツ葉は3cm長さに切ります。柚子は皮をこそげ、松葉に切ります。
  5. 鍋に昆布とたっぷりのかつお節でとっただし汁2 1/2カップを入れ、火にかけます。
  6. がフツフツしてきたら2の豚肉3の人参、ごぼう、筍を入れます。再びフツフツしてきたらアクを取り、火をやや弱め、人参ごぼうが柔らかくなるまで煮ます。
  7. 生しいたけを加え、薄口しょう油で調味します。ここに絹さやを加え一煮立ちさせ、最後に三つ葉をちらし火を止めます
  8. 椀に7の野菜を少ししき、その上に1の餅を盛り7を注ぎます。(野菜をしくことで餅が直接椀の底にあたらないので、餅が椀にこびりつきません。)吸い口の柚子の松葉を乗せ供します。

柿のきぬた巻き
≪材料(2人分)≫

大根 縦6cm横15~16cmの桂むき2枚
人参 縦2cm横17~18cmの桂むき1枚
長さ6cm太さ1cm強の棒状2本
南天の葉  
  カップ1/2
小さじ1/2
だし昆布 3cm角
 
  大さじ2
だし汁(又は水) 大さじ1
砂糖 大さじ1
 
タカのつめ 小1本

柿のきぬた巻き≪作り方≫

  1. 長さ6cm程の大根を桂むきにします。縦6cm、横15~16cmの桂むきを2枚作ります。人参も同様にして縦2cm、横17~18cmの桂むきを1枚作ります。
  2. aの材料を合わせ、昆布塩水を作り1の大根と人参の桂むきを入れ、20~30分ひたします。
  3. bの甘酢の調味料を合わせ、弱火にかけ(軽く火にかけることで、酢のツンとした感じがなくなり、まろやかな甘酢になります。)砂糖が溶けたら火を止めます。冷めたらタカのつめの輪切りを加えます。
  4. 2の大根と人参の水気をとり、3の甘酢に漬けます。人参は漬けた後、細いひも状に4本切ります。
  5. は長さ6cm、太さ1cm強の棒状に切り、4の大根で巻きます。半分に切り、それぞれを4の人参のひもで結びます
  6. を皿に盛り、南天の葉を添えます。

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