おせちの野菜不足を解消
モーリーの
“沢煮椀風雑煮”と“柿のきぬた巻き”
明けましておめでとうございます。今回は、お正月にちなんだ二つの料理をご紹介しましょう。一つめはおせち料理に不足しがちな野菜がたっぷり入った「沢煮椀風雑煮」。二つめは、オードブルやはし休めに喜ばれる、縁起ものの酢の物「柿のきぬた巻き」です。どちらもお正月のご馳走作りで余った食材を使ってできますので、チャレンジしてみてください。
沢煮椀風雑煮≪材料(2人分)≫ |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
沢煮椀風雑煮≪作り方≫
- 餅は焼いておきます。
- 豚肉は細めに切り、さっと熱湯をかけ霜降りにしておきます。(豚肉独特の臭いと、余分な脂が取れ、アクが少なくきれいなだし汁になります。)
- 人参、ごぼう、筍は4~5cmの細切りにします。ごぼうは切った後、水にさらしアク抜きをします。
- 生しいたけは薄切りに、絹さやは筋を取り斜め細切りにします。三ツ葉は3cm長さに切ります。柚子は皮をこそげ、松葉に切ります。
- 鍋に昆布とたっぷりのかつお節でとっただし汁2 1/2カップを入れ、火にかけます。
- 5がフツフツしてきたら2の豚肉、3の人参、ごぼう、筍を入れます。再びフツフツしてきたらアクを取り、火をやや弱め、人参、ごぼうが柔らかくなるまで煮ます。
- 6に生しいたけを加え、塩、酒、薄口しょう油で調味します。ここに絹さやを加え一煮立ちさせ、最後に三つ葉をちらし火を止めます
- 椀に7の野菜を少ししき、その上に1の餅を盛り7を注ぎます。(野菜をしくことで餅が直接椀の底にあたらないので、餅が椀にこびりつきません。)吸い口の柚子の松葉を乗せ供します。
柿のきぬた巻き
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
柿のきぬた巻き≪作り方≫
- 長さ6cm程の大根を桂むきにします。縦6cm、横15~16cmの桂むきを2枚作ります。人参も同様にして縦2cm、横17~18cmの桂むきを1枚作ります。
- aの材料を合わせ、昆布塩水を作り1の大根と人参の桂むきを入れ、20~30分ひたします。
- bの甘酢の調味料を合わせ、弱火にかけ(軽く火にかけることで、酢のツンとした感じがなくなり、まろやかな甘酢になります。)砂糖が溶けたら火を止めます。冷めたらタカのつめの輪切りを加えます。
- 2の大根と人参の水気をとり、3の甘酢に漬けます。人参は漬けた後、細いひも状に4本切ります。
- 柿は長さ6cm、太さ1cm強の棒状に切り、4の大根で巻きます。半分に切り、それぞれを4の人参のひもで結びます
- 5を皿に盛り、南天の葉を添えます。