春の彩りがいっぱいのひな祭りごはん
モーリーの
“サラダちらし”
三月。さまざまな生命が春の息吹を感じ動き始めます。そんな「春来る!」の喜びの時季にあるのが「上巳の節句」、いわゆる「ひな祭り」ですね。
そこで今月は、子供の成長を願って囲む食卓にふさわしい一品です。
具にはサラダに使う、きゅうりやレタス、ハムなどを。合わせ酢には香りと酸味のきいた白ワインビネガーやコクのあるオリーブ油を使うので、塩気が少なくさっぱり、あっさりした味に仕上がります。具を煮る時のしょう油や砂糖を使わないので、塩分や糖分はひかえ目でとてもヘルシー。手軽に作れます。
食感や彩りに、春のうれしさが感じられます。是非お試しあれ。
≪材料(2人分)≫
- 米
- 2合
- a
-
- 白ワインビネガー
- 大さじ2
- 米酢※1
- 大さじ1
- エクストラバージンオリーブ油
- 大さじ1
- 砂糖
- 大さじ1
- 塩
- 小さじ2/3
- b
-
- 卵
- 1個
- 砂糖
- 小さじ1/2
- 塩
- 少々
- サラダ油
-
- きゅうり(1/2本)
- 50g
- 塩
- 少々
- ハム(厚切り)
- 50g
- カニかまぼこ
- 3本
- たくあん
- 30g
- サニーレタス
- 30g
- 白いりごま※2
- 大さじ2
-
- 菜の花
- 5~6本
- 塩
- 少々
※1…米酢を混ぜるとまろやかになります。酸味がきいている方が好みの方は、白ワインビネガー大さじ3でもOK
※2…「いりごま」は使う前にフライパンで少し煎ると、香りがアップします。
≪作り方≫
- 米は研いでからザルに上げ、水気を切り、やや堅めの水加減にし、30分浸水させてから炊きます。
- aをよく混ぜ合わせておきます。(砂糖と塩が溶けるまでしっかり混ぜます)
- きゅうりは小さめのさいの目切りにし、塩少々ふり、水気を切ります。(布巾で包み、軽くしぼります)
- ハム、カニかまぼこ、たくあんも小さめのさいの目切りにします。サニーレタスは洗った後、水気をきれいにとり、小さくちぎります。
- bを合わせ、卵をよく溶きほぐし、卵焼きを作ります。巻きす(または布巾)で形を整え、軽く締めます。冷めたら小さめのさいの目切りにします。
- 白いりごまは、切りごまにし香りを良くします。(布巾またはキッチンペーパーに包んだ上から包丁をあてて切ると、ごまが飛び散りません)
- 菜の花は塩少々加えた熱湯で、色良く歯ざわり良く茹でます。冷水にとった後、ザルに上げて搾り、3~4cm長さに切ります。
- 1の米が炊きあがったら10分間ほど蒸らして飯台にとり(無ければボールかバットでもOK)、2の合わせ酢を回しかけます。20~30秒ほどおいてから、うちわであおぎながらさっくりと混ぜ合わせます。(ご飯に合わせ酢をしっかり吸収させます。あおぐことで、すし飯にツヤがでます)
- 8のすし飯が、まだ少し温かいうちに3・4・5・6の具を混ぜ合わせます(混ざりむらがなく、きれいに混ざります)。固く絞った布巾をかぶせ、味をなじませます(すし飯が乾くのを防ぎ、美味しく仕上がります)。
- 9を器に盛り、7の菜の花を散らします。9のすし飯を小さなボールに握り、ラップで包み、リボンで結び(写真のように)、大皿に並べるとパーティーなどおもてなしにも重宝します。小さなお子様も食べやすいですね。