トマトと梅干しでさっぱり
モーリーの
“野菜と豚肉の重ね蒸し煮”
六月、梅雨に入り、むしむし、じめじめした日が続いたり、梅雨寒の日があったりと過ごしにくい季節です。こんな時は疲れや冷えで代謝が悪くなり、体に水分や老廃物が滞りがちになります。体全体が重く感じ、「むくみ」の症状が出てきます。そこで今回は、そのような症状に効果があるメニューをご紹介しましょう。
この料理のポイントは三つ。一番目は、野菜と豚肉のうまみが出た煮汁も一緒に食べるので栄養素を逃さず、しっかり体内に取り込めることです。二番目は、調理が簡単で手間がかかりません。三番目は、トマトと梅干しで、さっぱりした味になり、食欲をそそります。
この一品からカリウムや食物繊維、ビタミンB1をたっぷり吸収して、すっきりした体に近づけましょう。
≪材料(2人分)≫
- 豚バラ肉(薄切り)
- 150g
- a
-
- しょう油
- 小さじ1
- 酒
- 小さじ1
- ごま油
- 小さじ1
- 梅干し※1
- 1個
- b
-
- しょう油
- 大さじ1
- 酒
- 大さじ1
- みりん
- 小さじ1
- 水
- カップ1/4
- もやし※2
- 1袋(200g)
- なす
- 1本(120~130g)
- ズッキーニ
- 1本(120~130g)
- トマト
- 1個(120~130g)
- 青ねぎ
- 1~2本
- 茗荷
- 1個
- オリーブ油
- 適量
※1…今回使用した梅干しは、塩分が6%のものです。塩分の多い梅干しを使う場合は、調味料の量を加減して下さい。
※2…今回使用したもやしは、根取りもやしです。ひげ根がある場合は、ひげ根を取り除きましょう。
≪作り方≫
- 豚肉は長さを2~3等分し、aの調味料で下味をつけます。(手で軽くもみます)
- もやしは、たっぷりの水で洗い、手ですくってザルにあげ、しっかり水けをきります。なすはヘタを取り縦半分に切り、厚さ5mmの斜め切りにします。ズッキーニも同様に切ります。トマトは縦半分に切り、厚さ5mmの薄切りにします。青ねぎは斜め切りにします。
- 茗荷は縦半分に切り、縦に薄切りにします。
- すり鉢に種を取った梅干しを入れ、よくすります。(又は、包丁で細かくたたきます)ここにbの調味料を加え、混ぜ合わせます。
- タジン鍋(無ければ、フタ付のフライパンでもOK!)にオリーブ油を適量ひき、2の野菜の1/2量ずつを順番に重ねて置きます。その上に1の豚肉の1/2量を1枚ずつ広げながらのせます。同じことをもう一度くり返します。
- 5に4を回し入れ、フタをして弱火で全体に火が通るまで蒸し煮します※(15分程)。
※タジン鍋で蒸し煮する場合は、弱火でゆっくり火を通すのが基本です。フライパンを使う場合は、フタをして、強火にかけフツフツしてきたら、中火の弱火にして火が通るまで蒸し煮して下さい。タジン鍋よりも早めに出来上がります。
- 6に3の茗荷をのせ供します。(フライパンの場合は、器に盛りつけてから茗荷をのせます)