クリーミーでやさしい味
モーリーの
“白菜と鱈のグラタン”
暦の上では初春から仲春へと季節が進みますが、二月三月はまだまだ寒い日が多いですね。そこで今回は、温かくて元気が出るメニューを紹介します。
蒸し煮にした白菜と鱈を手作りのクリーミーなホワイトソースで包み込んだ、やさしい味です。また、白菜に含まれる葉酸と、鱈に含まれるビタミンB12の名コンビの働きで、正常な赤血球が作られ、貧血予防に効果的な一品でもあります。主役の2つの食材が、安価で栄養価が高く、旨みも増した旬の今、一度お試し下さい。体が温まり免疫力がアップしますよ。
≪材料(2人分)≫
- 白菜
- 300g
- 鱈
- 2切れ(150~160g)
- ベーコン(薄切り)
- 30g
- オリーブ油
- 小さじ1
- 塩、こしょう
- 少々
- 白ワイン
- 大さじ1
- ホールコーン(缶詰)
- 大さじ1
- パン粉
- 適量
- 粉チーズ
- 適量
- パセリ(みじん切り)
- 適量
- ホワイトソース
-
- バター
- 20g
- 小麦粉※
- 20g
- 牛乳
- カップ1
- 生クリーム
- カップ1/4
- 塩
- 小さじ1/5~1/4
- こしょう
- 少々
- バター(容器用)
- 少々
※小麦粉はふるいにかけておきます
≪作り方≫
★ ホワイトソースを作ります
- 厚手の鍋にバターを入れ弱火にかけます。バターが溶けかけたら、小麦粉を加え、焦がさないように木ベラで小麦粉がサラッとした状態になるまで、弱火でゆっくり、しっかり炒めます。
- 牛乳を膜が張らない程度に温めます。
- 1の鍋を火から外し、ぬれ布巾にのせます。2の牛乳を玉じゃくし一杯程度を加え、木ベラで手早くしっかり混ぜます。これをもう一度くり返してから鍋を弱火に戻し混ぜながら残りの牛乳を加え、溶きのばします。
※1~3の太字部分が、なめらかでダマのないホワイトソースに仕上げるポイントです。 - 3の火を中火の弱火にし、混ぜながら煮ます。フツフツしてきたら弱火にし、トロッとするまで煮ます。生クリームを加え、味をみて塩、こしょう少々で調え、火を止めます。
★ グラタンを作ります
- 白菜は3~4cm角のざく切りにします。ベーコンは2cm幅に切ります。
- 鱈は一切れを3~4つのそぎ切りにし、塩、こしょう少々をふり、15分程おきます。キッチンペーパーで、表面に出た水けを取ります。
- フライパンにオリーブ油を熱し、中火で1のベーコンを脂が出るまで炒めます。ここに1の白菜を加え軽く塩、こしょうし、ベーコンの脂の旨みがからまるように、さっと炒め合わせます。
- 3の白菜の上に2の鱈をのせ、白ワインをふりかけます。ふたをして中火で4~5分蒸し煮にします。
- 4にホワイトソースの1/4量ほどを加え、全体をざっくり混ぜ合わせます。
- バターを塗った容器に5を入れ、ホールコーンを散らします。上から残りのホワイトソースをかけ、粉チーズとパン粉をふりかけます。250℃に温めたオーブンで10分間ほど、表面に焼き色がつくまで焼きます。(温度と時間は、ご家庭のオーブンで調節して下さい)
- こんがり焼けた6に、みじんパセリを散らします。