生しいたけの陣笠焼き

秋の行楽のお弁当にも、お酒の肴にもぴったりです。

モーリーの
“生しいたけの陣笠焼き”

写真/“生しいたけの陣笠焼き”

十月は秋晴れの爽やかなお天気に誘われて、行楽に出かけたり、運動会に参加したりする方が多いですね。
また、月のきれいな夜に“月見で一杯”を楽しまれる上戸の方もいらっしゃることでしょう。

そこで今回は、お弁当のおかずや酒の肴にぴったりの秋の香りがする「きのこ料理」をご紹介します。
秋の野山のように盛りつけますと趣が増し、食もお酒も進みますよ。

≪栄養一口メモ≫

生しいたけをはじめとするきのこ類には、カルシウムの吸収を助けて骨を丈夫にするビタミンDや、便秘を解消したり、コレステロールを下げたり、免疫細胞を元気にしたりする働きのある食物繊維が多く含まれています。
しかも低カロリーなので、ダイエットの頼もしい味方にもなります。

たっぷり食べて、生活習慣病を予防すると同時に、腸内をきれいにし肌の美しさを保ちましょう。

≪材料(4人分)≫

生しいたけ 12枚
  鶏ひき肉
(または豚ひき肉)
200g
青ねぎ(みじん切り) 1~2本
土しょうがみじん切り 大さじ2
片栗粉 大さじ1強
しょうゆ 小さじ2
大さじ1
少々
片栗粉 適量
サラダ油 適量
おくら 8本
適量
梅干し(塩分控えめ) 中2個
  しょうゆ 小さじ1
小さじ1
みりん 小さじ1
レモン 1/2個
茹でた人参 適量

≪作り方≫

  1. ボールにの材料を全部入れ合わせ、よく練ります。
  2. 生しいたけは石づきを除き、笠に飾り包丁を入れ、裏側に片栗粉をふりかけ(しいたけに1の詰め物がしっかりとくっつきます)を等分にこんもりと詰めます。
  3. フライパンにサラダ油を熱し、を詰め物を下にして入れ、表面を焼きかためます。
    ひっくり返して、笠の方も焼きます。フタをして時々返しながら、中までしっかり火が通るまで、こんがりと焼きます。
  4. オクラは、塩をまぶして軽くこすり(表面のうぶ毛が取れ、色よく茹であがります)熱湯でさっと茹で、冷水にとってさまし、水気をきった後、薄く斜めに切ります。
  5. 梅干しは種を取り、包丁で叩いてペースト状にし、の調味料を加え、なめらかになるまで混ぜます。
  6. 4のオクラ5の梅肉ソースであえます。
  7. 皿に3の生しいたけの陣笠焼きを盛り、6のオクラの梅肉和えとくし形のレモンを添え、もみじの型で抜いた人参を散らします。

*1:レモン汁をふりかけて食べるとさっぱりとした味でおいしいですが、ポン酢や辛子じょうゆをつけながら食べてもおいしく、またひと味違った味を楽しめます。

*2:今回は、カロリーひかえめにするために焼きましたが、180度ぐらいの油で素揚げにして“生しいたけの陣笠揚げ”にしてもおいしくいただけます。


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