免疫力を高め風邪を予防します
モーリーの“かす汁”
今回は、体の芯まで温まるひと椀「かす汁」をご紹介しましょう。この「かす汁」の主役の酒粕には、動脈硬化の引き金になるLDL(悪玉)コレステロールの値を下げたり、便秘を改善するなどの効果がある他、代謝を促進するビタミンB群や、うまみ成分を持つアミノ酸が豊富に含まれていることなどが知られています。色々な料理に、もっともっと使いたい食材の一つですね。
鮭や野菜の旨味と酒粕の旨味がほどよく混ざり合ったアツアツの「かす汁」をたっぷり食べて、冷えた体をじんわりと温めると、免疫力もグ~ンとアップします。風邪なんか吹き飛びますよ。
≪材料(2人分)≫ |
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≪作り方≫
- 昆布とかつお節でだしをとります。
- 酒粕は、細かくちぎって、ひたひたの温かいだし汁(酒粕がやわらかくなりやすい)につけて、やわらかくします。
- 甘塩鮭は、一口大に切り、ざるに並べ全体に熱湯をかけます。(臭みを抜きます)
- 大根、人参は、3~4cm長さの短冊切りにし、塩少々を加えた熱湯で、さっとかために茹でます。
- 油あげは3~4cm長さの細切りにし、熱湯をかけ油抜きをします。こんにゃくは、同様の長さの短冊切りにし、熱湯で3分ほど茹で、ざるに上げます。生しいたけは同様の長さの細切りにします。三ツ葉も3~4cm長さに切っておきます。
- 分量のだし汁を鍋に入れ、3の鮭、4・5の大根、人参、油あげ、こんにゃく、生しいたけを加えて、強火にかけます。フツフツしてきたら弱火にし、2のやわらかくなった酒粕を、鍋のだし汁でさらに溶きのばしながら(酒粕をなめらかにします)加え、7~8分煮ます。
- 6の味が全体になじんだら、淡口しょう油と塩少々で味を調えます。
- 熱々の7を椀に注ぎ、三ツ葉を散らし七味唐辛子をふります。(ピリッとし、味がひきしまります)