簡単、生地なしキッシュ

十二月、一月は通常の仕事に加え、挨拶まわりや人の集まりが多くなる慌ただしい季節です。

さて、今回ご紹介するのは、何かと忙しいこの時季に、手軽に出来てしかもおもてなし料理にもなる「簡単、生地なしキッシュ」です。

キッシュは、フランスのアルザス・ロレーヌ地方の郷土料理で、本来は焼き型にパイやタルトの生地をはりつけ、その中にたね（具とたまご液）を入れてオーブンで焼きます。が、このメニューでは、生地を作る手間を省き、器に直接たねを入れて焼く手抜き調理となります。

簡単に作れる上に、味はもちろんのこと、チーズやたまご液には、風邪の予防や冬の乾燥からお肌を守るタンパク質、ビタミンＡ、Ｂ群、Ｅ、カルシウムなどが豊富に含まれていて、栄養的にも優れています。食卓に華やかさを添えるので年末年始の気軽なパーティーメニューとして、また普段の食事の一品にいかがでしょうか。

ａ

ピザ用チーズ

２０ｇ

バター（ココット型用）

少量

※直径８ｃｍのココット型２個分

たまねぎは縦に薄切りに、マッシュルームは５ｍｍ幅に、ベーコンは縦半分にした後１ｃｍ幅に切ります。
フライパンを火にかけ、オリーブオイル少量を入れ１のベーコン、たまねぎ、マッシュルームを炒めます。塩、こしょう少々で味をつけます。
ブロッコリーは、さっと色良く茹でます。プチトマトはヘタを取ります。
ボウルにａを入れ混ぜ合わせ、たまご液を作ります。（塩、こしょうは少なめにしましょう）
ココット型の内側にバターを薄く塗ります。
５に粗熱が取れた２を入れ、その上にピザ用チーズをのせます。
６に３のブロッコリーとプチトマトを入れ、４のたまご液を注ぎます。
２００℃に上がったオーブンに７を入れ２０分ほど焼きます。（焼き加減は、各ご家庭のオーブンで調整して下さい。竹串を刺して液体がついてくる場合は、もう少し焼きます）

※具は、今回使用した食材の他に、ハム、スモークサーモン、鶏肉、ほたて貝柱、エビ、アボカド、パプリカ、茹でたほうれん草、じゃが芋、カリフラワーなどでも美味しくできます