霜が降りておいしくなる白菜をたっぷりといただく
モーリーの“麻婆白菜”
二月。“鬼はそと、福はうち”の節分、そしてその翌日は立春です。
暦の上では春ですが、実際には寒さの一番厳しい季節です。
そこで今回は、霜が降りるこの時期に柔らかくておいしくなる白菜を使った、あたたかな一品をご紹介しましょう。
白菜は淡泊な味わいで、クセがありません。
そのためいろいろな食材との相性も良く和・洋・中の料理に幅広く使えます。
栄養的には風邪の予防や、美肌作りに効果的なビタミンC、利尿作用があり、むくみを防止するカリウム、整腸作用のある食物繊維が豊富に含まれています。
片栗粉のあんでうま味をとじこめた「麻婆白菜」は、アツアツさを保て、栄養満点!
たっぷり食べて、身体を芯から温めると体温が上がり、免疫力がアップします。
もちろんダイエット中の方も気にしないで量を摂っても大丈夫。
白菜は90%以上が水分で低カロリーなのです。
しっかり食べて、厳しい寒さから健康と美しさを守り、もうすぐやって来る春を待ちましょう。
≪材料(2~3人分)≫ |
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≪作り方≫
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白菜は、葉と軸に分けます。
軸は長さ5cm幅2cmほどに切ります。
葉は軸より少し大きめに切ります。 - a、b、cをそれぞれよく混ぜ合わせておきます。
- 葱、しょうが、にんにくをみじん切りにします。
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中華鍋にサラダ油を熱し、葱(分量の1/2)、しょうが、にんにく、豆板醤を入れて弱火でゆっくり炒めます。
(香りと辛みが引き出され、それが油に移り、味を引き立てます。)
香りが出てきたら火を強くして豚ひき肉を加えて炒めます。 - 豚ひき肉の色が変わり、肉がきれいにほぐれたら、白菜の軸を加えて炒めます。
- 白菜の軸が少し柔らかくなったら葉を加え、さっと炒め、aを入れ一混ぜします。
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6にbを加え、フツフツと2~3分煮込み、塩で味を調えます。
(味をみて、薄ければ塩少々加えます。) -
最後に、cの水溶き片栗粉を加えさっと混ぜ合わせ、とろみをつけます。
再びフツフツしてきたら火を止め器に盛り、残しておいた葱のみじん切りを散らします。