おひな祭りにピッタリの“春が来た”メニュー
モーリーの“鱒の白酒焼き”
三月、冬の間厳しい寒さにじーっと耐えていた生きとし生けるものが、少しずつ背伸びをし始めています。街の陽差しにも心なしか春の香り。
草花も動物たちも、そして人間も春の息吹を感じてなんとなくうきうき、わくわく動き出す時期ですね。
さて、今回はそんな新しい季節への期待と、子供の成長を願って祝う「おひなまつり」に是非作っていただきたい「鱒(ます)の白酒焼き」をご紹介しましょう。
一年間淡水で過ごした後、春に海へと下ってくる旬の鱒と三月三日の節句に飲まれるほんのり甘い白酒とのコラボレーションは、彩りも良く、まさに“春が来た!”と言う感がします。菜の花を添えて、季節の味と風情を楽しんで下さい。
≪材料(4人分)≫ |
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※1 白酒の濃度により量を加減して下さい。
※2 だし汁は、昆布とかつお節でとります。
≪作り方≫
- 鱒は、ひと切れ50g程度の切り身にします。うす塩をし、しばらくおきます。(30分~1時間)
- 1をオーブン皿に並べ200℃~210℃に熱したオーブンに入れ8~10分焼きます。
- 卵白を固くしっかり泡立てます。(泡立ちがゆるいと、鱒の上にのせた時に流れ落ちてしまいます。)
- 3と白酒、塩少々を混ぜ合わせ、焼き上がった2の鱒の上にのせて、180℃のオーブンで2~3分焼きます。
- ラディッシュは、うす切りにした後、せん切りにします。
- 菜の花は、塩少々加えた熱湯でさっと茹で、冷水に取ります。(色がきれいに仕上がります。)ザルに上げ水気をしっかりとります。
- 6をaの調味液の中につけ、しばらく置き味をつけます。
- 皿に4の鱒の白酒焼きを盛り5のラディッシュのせん切りをのせ、7の菜の花を添えます。