春のちらしずし

旬の春野菜でお花畑のような華やかさです。

モーリーの“春のちらしずし”

写真/“春のちらしずし”

卯月、桜前線が日本列島をかけめぐり、菜の花、チューリップ、小手毬などいろいろな花が咲き、まさに花ほころぶ四月です。食の方では、やわらかくてみずみずしく、そしてちょっぴりほろ苦い春野菜がたくさん出まわっています。そこで今回は、旬の春野菜がいっぱい入っている、ちらしずしをご紹介しましょう。

入学、就職のお祝いのお膳に、またお花見のお弁当などに是非おすすめしたい一品です。

春のお花畑のようなこのちらしずしは、彩りが良く、食卓がパッと華やかになり、きっと喜んでいただけることでしょう。

≪材料(4~5人分)≫

3合
昆布 7cm角
合わせ酢  
    大さじ4
砂糖 大さじ2 1/2
小さじ1
 
たけのこ
(下ごしらえした物※)
50~60g
ふき(下ごしらえした物) 50~60g
人参 30g
 
  だし汁 カップ1
うす口しょう油 大さじ1
大さじ1
砂糖 小さじ1
みりん 小さじ1
 
きぬさや 12~15枚
三つ葉 1/2束
梅酢しょうが 適量
焼きのり(もむ) 1枚
木の芽 適量
干ししいたけ 2枚
かんぴょう 10g
  だし汁 カップ1/2
しょうゆ 大さじ1
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1
 
れんこん 50g
  大さじ1 1/2
砂糖 大さじ2/3
少々
だし汁 大さじ1
 
菜の花 1/2束
  だし汁 大さじ1
淡口しょうゆ 大さじ1/2
みりん 大さじ1/2
 
  2個
砂糖 小さじ1
少々
片栗粉 小さじ1/2
小さじ1/2
サラダ油 少量

※ 下ごしらえした物とは、下処理をし茹でて皮をむき、すぐに料理ができる状態にした物を言います。

≪作り方≫

  1. はとぎ、やや堅めの水加減にし昆布(表面の汚れをきれいに取っておく)をのせ、1時間後に点火します。
  2. 合わせ酢は軽く火にかけ、砂糖を溶かします。
  3. 鍋にを合わせ、たけのこ人参を入れ火にかけます。
    フツフツしてきたら中火にし煮含めます。
    煮汁が1/3ぐらいになった時に、ふきを加えサッと煮て取り出します。
    冷めたらそれぞれをあられ切りにします。
  4. 干ししいたけかんぴょうはもどしておきます。
    鍋にだし汁もどした干ししいたけ、かんぴょうを入れ、火にかけます。
    かんぴょうが少しやわらかくなったら、他の調味料(bのだし汁以外)を加え、コトコトと煮汁がほとんど無くなるまで煮含めます。
    冷めたらと同様にあられ切りにします。
  5. きぬさや三つ葉菜の花は色好く茹で、ザルに上げ水けをきります。
    三つ葉は1cm、菜の花は3~4cm長さに切ります。
    菜の花は絞った後dの調味液をふりかけておきます。
  6. れんこんは皮をむき、薄切りにし花形に形を整えます。
    酢水につけアク抜きをした後、酢少々を加えた熱湯で茹で(茹で過ぎに気をつけましょう)、ザルにあげ、水気をきった後、すぐにcの合わせ酢につけます。
  7. を混ぜ合わせ、フライパンで薄焼き卵を焼きます。
    冷めてから細く切ります。
  8. 梅酢しょうがは、桜の花形で抜きます。
  9. 1のご飯が炊けたら7~8分蒸らし、昆布を取り除いた後、酢水で湿らせた飯台にあけます。
    (できれば一気に)2の合わせ酢を回しかけ、うちわであおぎながらサックリと切るように混ぜてつやを出し、絞ったぬれぶきんをかけておきます。
  10. 9のすし飯がほんのり温かいうちに3、4の具5の三つ葉を加え混ぜます。
  11. 器に10を盛り、もみのりをふりかけ、その上に7の薄焼き卵の細切り5のきぬさや菜の花6の花れんこん8の桜型の梅酢しょうがを彩り良く飾り、木の芽をたたいてのせます。

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