桜の泡雪かん

口の中でふわっと溶ける優しい舌ざわり

モーリーの
“桜の泡雪かん”

写真/「桜の泡雪かん」

四月、南から北へと移り行く、桜前線が日本中に春を咲かせます。樹々の緑もふくらみ、野に咲く花も彩り良く、まさに春爛漫といったところです。

そこで今月は、そんな四月のふんわりと柔らかい「春」のイメージにピッタリのお菓子「桜の泡雪かん」をご紹介しましょう。

口の中でフワーッと溶ける優しい舌ざわりのこのお菓子は、小さなお子様からご年配の方まで幅広く喜んでいただけます。

作り方は簡単!寒天液と泡立てた卵白を混ぜて型に入れ、冷やし固めるだけ。ちょっと気温が上がり汗ばむような日に、ほんのり冷たい泡雪かんは美味しいですよ。上に飾った桜の花が、より一層季節を感じさせてくれます。

≪材料(5.5cmのセルクル4~5個分)≫

粉寒天 2g
カップ1
砂糖 50g
桜の花の塩漬け 4~5枝
卵白 1/2個(約20g)
レモン汁 小さじ2
ホワイトキュラソー 小さじ1/2

≪作り方≫

  1. 桜の花の塩漬けは、洗って水に浸し塩を抜いた後、ペーパーでやさしく水気をとります。
  2. 鍋にを入れ、粉寒天を振り入れます。弱火にかけ混ぜながら煮溶かし(粉寒天は底に沈みやすいので、鍋の底から混ぜながら煮ましょう)、沸騰させます。フツフツと静かに煮立つ程度の火加減で1分半~2分ほど煮ます。
  3. 砂糖を加え(卵白の泡立て用に少し残しておきます)、再びフツフツして砂糖がきれいに溶けたら火から下ろし、あら熱をとります。
  4. 3のあら熱がとれたらレモン汁とホワイトキュラソーを加え、混ぜ合わせます。(酸味が強い果汁(レモン汁やオレンジ果汁など)をいっしょに入れて加熱すると寒天液が固まらないので、必ず火から下ろしてあら熱がとれた状態で加えましょう)
  5. きれいなボールに卵白を入れ、角が立つくらいまでしっかり泡立てます。3で残しておいた少しの砂糖を加え、さらに泡立てます。
  6. 4の寒天液を少しずつ加えながら混ぜます。最後までしっかり混ぜ続けます。
  7. をセルクルに静かに流し入れ、上に1の桜の花を飾ります。

    ※セルクルが無い場合は、流し缶やお弁当箱などに流し入れてもOKです。この場合、水で濡らした容器の底に桜の花を散らし、その上から6を流し入れるときれいです。

  8. が室温である程度固まったら、冷蔵庫に入れ冷やし固めます。


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