三色藤の花ずしとふくさずし

緑・黄・桜色がきれい

モーリーの
“三色藤の花ずしとふくさずし”

写真/三色藤の花ずしとふくさずし

端午の節句の今月は、子どもの健やかな成長を願って囲む食卓に、また行楽のお弁当におすすめのメニューをご紹介します。

きれいな色合いの三色藤の花ずし、混ぜずしを柔らかな薄焼き卵で包んだふくさずし、共に目と口で楽しめる一品です。

A.すし飯

≪材料(2人分)≫

1合
すし酢
大さじ1 1/2
砂糖
大さじ1/2
小さじ1/2

≪作り方≫

  1. は炊く1時間前に洗い、やや少なめの水加減をして炊きます。
  2. すし酢の材料を合わせ、砂糖、塩を溶かしておきます。
  3. 1のご飯が炊きあがったら、手早く盤台(又は大きめのバットかボール)にあけ、2のすし酢を全体に回しかけます。うちわであおぎながら木しゃもじでさっくりと切るように混ぜ、冷まします。
  4. 3のすし飯の重量を、Bの藤の花ずしとCのふくさずしが4対1になるように分けます。

B.三色藤の花ずし

≪材料(2人分)≫

すし飯
Aのすし飯の4/5の重量
すしのり
2枚
固茹で卵
1個
砂糖
小さじ1/4
少々
青のり粉
適量
桜でんぶ
適量

≪作り方≫

  1. Aの4で分けたすし飯をさらに1対1対2の重さに分け、それぞれを容器(ボールなど)に入れます。
  2. 固茹で卵の黄身を裏ごしし、と共に小鍋に入れ、弱火にかけます。箸でかき混ぜ、そぼろにします。
  3. 1で分けた重量の多い容器のすし飯青のり粉、残りの一つに桜でんぶ、もう一つに2の黄身そぼろを混ぜ(青のり粉と桜でんぶは、色を見ながら加えて下さい。)三色のすし飯を作ります。
  4. すしのりを半分に切り、それぞれ3のすし飯を一色ずつ細長くのせ、のりの端を少し残し(5で三色の細巻きが重ねやすく、きれいに仕上がります)、手前から二つ折りにし、形を整えます。青のり粉の細巻きは2本作ります。
  5. 4の三色の細巻きを、少しずつずらして重ね並べ4等分に切り分けます(下図)。その1/4を縦に重ね真ん中に包丁を入れ開き藤の花の形にします。1本残っている青のり粉の細巻きは、8等分に切り分け、その一つを藤の花の先端につけます。
    4等分に切り分け、1/4を縦に重ね真ん中に包丁を入れる

C.ふくさずし

≪材料(2人分)≫

すし飯
Aのすし飯の1/5の重量
卵(L寸)
1個
砂糖
小さじ1/4
少々
水溶き片栗粉
小さじ1/4
干ししいたけ
1枚
人参
15g
だし汁
大さじ4
砂糖
小さじ1
みりん
小さじ1
小さじ1
薄口しょう油
小さじ1
すしのり
1/4枚
木の芽
2枚

≪作り方≫

  1. 水で戻した干ししいたけと、煮えやすい大きさに切った人参と共に小鍋に入れ、弱火にかけ煮汁がほとんど無くなるまで煮ます。
  2. が冷めたら、みじん切りにします。
  3. Aの4で分けたすし飯を容器に入れ、と軽くあぶったすしのりを手でもみながら加えさっと混ぜ、混ぜずしを作ります。
  4. ボールにbの材料を入れよく混ぜ、直径16~17cmの薄焼き卵を2枚作ります。
  5. 4の薄焼き卵の真ん中より少し手前に、軽くまとめた3の混ぜずし(一つ30~35gほど)を置きます。薄焼き卵の左右を折りたたんで包み、最後は折り込みます。木の芽をたたいてのせます。

D.グリーンアスパラガスの甘酢漬け

≪材料(2人分)≫

グリーンアスパラガス
2本
紅生姜
適量
小さじ2
砂糖
小さじ1
少々
赤唐辛子
小1/2本

≪作り方≫

  1. グリーンアスパラガスは根元の堅いところを切り落とし、長さ4㎝ほどに切りそろえ、色良く茹でます。
  2. ボールにを合わせ、よく混ぜます。ここにを漬けます。

盛りつけ

器にBとCのすしと、Dの甘酢漬けを盛り、紅生姜を添えます。


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