爽やかな香りと味
モーリーの
“しょうがご飯”と“たこときゅうりの酢の物”
六月・七月は梅雨を挟んだ時季で、じめじめして蒸し暑い日が多いですね。当然、食欲も鈍りがち。そこで今回は、あっさりした味で食べやすく、しかも調理に手間がかからない二品を、ご紹介します。
一品目は初夏から八月頃に出まわる新しょうがが、たっぷり入ったしょうがご飯です。収穫後すぐに出荷される新しょうがの瑞々しくやわらかな辛味と、爽やかな香りが食欲をそそります。二品目は夏に向けて美味しくなる、たこときゅうりにわかめをプラスした酢の物です。まろやかな三杯酢の和え物に香味野菜のみょうがを天盛りして、見ためも味もアップ!お箸がすすみますよ。
しょうがやみょうがは体を温める作用があるので、梅雨冷えの日やクーラーで体が冷えた時に。たこ、きゅうり、わかめは体を冷やす作用があります。暑くて体に熱が籠もっている時や炎症がある時に。それぞれの食品の特徴を知り、効果的にそしてバランス良く食べることで、体調を整え健康に過ごしましょう。
≪しょうがご飯 材料(2人分)≫
- 米
- 2合
- 新しょうが
- 70~80g
- みつば
- 1/2束
- 水
- 昆布※5cm×5cm
- 1枚
- a
-
- 酒
- 小さじ2
- 薄口しょう油
- 小さじ2
- 塩
- 小さじ2/3
※表面を乾いた布巾できれいにふいておきます
≪しょうがご飯 作り方≫
- 米は炊く30分前に洗い、水に浸します。ざるに上げ5~10分ほどおきます。
- 新しょうがは、きれいに洗い(新しょうがの皮は、やわらかく風味があるので、剥かずにきれいに洗うだけにします)、繊維に沿って薄切りにした後、せん切りにします。水でさっと洗い、ざるに上げ水けをしっかりきります。
- みつばは熱湯にさっと通し、冷水にとります。水けをきり、軸は2㎝、葉は1㎝長さに切ります。
- 炊飯器に1の米を入れ、普段の水加減よりやや少なめの水とaの調味料を加え軽く混ぜ、昆布と2を加えて炊きます。
- 4が炊きあがったら昆布を取り出し3のみつばを混ぜます。
≪たこときゅうりの酢物 材料(2人分)≫
- ゆでだこの足
- 60~70g
- きゅうり
- 1/2本(約60g)
- 塩
- 少々
- カットわかめ(乾燥)
- 2g
- みょうが
- 小1~2個
- a
-
- 米酢
- 小さじ2
- 砂糖
- 小さじ1
- b
-
- 米酢
- 大さじ1
- 薄口しょう油
- 小さじ1
- 砂糖
- 小さじ1
- みりん
- 小さじ1/2
- だし汁(又は水)
- 小さじ1
≪たこときゅうりの酢物 作り方≫
- たこは5㎜厚さに切ります。
- きゅうりは薄く輪切りにし、塩少々をまぶします。しんなりしたら水けをしっかり絞ります。
- カットわかめは水で戻し、水けを絞ります。
- みょうがは縦半分に切った後、薄切りにし、aの甘酢に5~10分漬け、軽く絞ります。
- bの調味料を合わせ、三杯酢を作ります。
- ボールに1・2・3を入れ5で和え、器に盛ります。4を天盛りします。(食べる直前に和えます)