酸味と香味で食欲そそる
モーリーの
“鯖の香味南蛮漬け”
梅雨入りから夏本番へと移る間の六月、七月は蒸し暑い日が多く、食欲が落ち体力も減退ぎみ。そこで今回ご紹介するメニューは、栄養の宝庫と言われている鯖を、お酢の酸味と和のハーブの香味でさっぱりといただける「鯖の香味南蛮漬け」です。食欲が無く体力が落ちている時に、食べやすく元気が出るおすすめの一品です。
湿度、温度が高く細菌の繁殖による食中毒が心配なこの時季ですが、鯖はしっかり火を通し、青じそやねぎには解毒作用や殺菌効果があるので、安心して召し上がっていただけます。
美味しく仕上げるポイントは、揚げたてをすぐに漬けダレに漬けることです。30分~1時間ほどおくと味がなじみ、鯖に香味野菜をからめて一緒に食すると、一層美味しくなりますよ。今回は鯖を使いましたが、鯵でも鮭でもOK。手に入りやすい食材ばかりです。一度お試し下さい。
≪材料(2~3人分)≫
- 鯖(切身)
- 250~300g
- みょうが
- 3個
- 青じそ
- 6~7枚
- 白ねぎ
- 10cm
- 赤唐辛子
- 1~2本
- 小麦粉
- 適量
- 揚げ油
- 適量
- a
-
- 酢
- 大さじ7
- しょう油
- 大さじ3.5
- だし汁(又は水)
- 大さじ1
- みりん
- 大さじ1
- 砂糖
- 小さじ2
- 塩
- ひとつまみ
≪作り方≫
- 鯖は水洗いした後、骨を取り食べやすい大きさにそぎ切りにします。水気をふいて塩少々(分量外)をふり10分ほど置きます。
- みょうがは小口切り、青じそは縦半分に切った後、横にしてせん切りに。白ねぎは長さを半分にし、芯を除き縦にせん切りにします。
- 赤唐辛子は種を除き、小口切りにします。
- バットにaの調味料と3の赤唐辛子を入れてよく混ぜ合わせ、漬けダレをつくります。
- 1の鯖の水けをきれいに拭き取り、小麦粉をできるだけ薄くまぶします。(刷毛を使うといいですよ)
- 170℃に熱した揚げ油に5をいれてカラッと揚げます。
- 6の油をきり、揚げたてを4の漬けダレに漬けます。
- 7の漬けダレに漬けた鯖の上に2の香味野菜をのせます。時々、上下を裏返して漬けダレを全体になじませます。
- 30分~1時間ほど置いて器に盛り供します。