棒々鶏麺

口あたりよくスタミナがつく

モーリーの
“棒々鶏麺”

写真/“棒々鶏麺”

八月、暦の上では秋を迎える月ですが、実際には、夏のまっただ中。今回は、冷たくて口あたりが良く、しかもスタミナがつく一品「棒々鶏麺」をご紹介しましょう。

この料理がスタミナのつく理由の一つは、たれに使う芝麻醤という中国調味料にあります。芝麻醤は「不老長寿の秘薬」と言われるほど栄養価の高いごまを煎り、細かくすりつぶし、ごま油やサラダ油などを加えて、なめらかにした物です。

≪材料(2人分)≫

中華生麺 1玉
塩くらげ 30g
きゅうり 1本(100g程)
  鶏胸肉 200g
塩麹※1 大さじ1(20g程)
長ねぎ 適量
土しょうが 適量
トマト 1個
オクラ 4本
ごま油 大さじ1/2
たれ   芝麻醤 大さじ2強
濃口醤油 大さじ4
大さじ1
砂糖 大さじ1強
ごま油 小さじ1
辣油 小さじ2
ねぎ 1本
土しょうが 10g
ニンニク 5g

※1…塩麹は、素材(今回は鶏胸肉)の重量の10%を目安にします。

※2…鶏肉の茹汁は、漉した後、中華スープやラーメンのスープ、中華がゆなどにも使えます。とても美味しいですよ。すぐに使わない時は冷凍しておきましょう。

≪作り方≫

  1. たっぷりの熱湯に中華麺をほぐしながら入れ、ときどき混ぜながら茹でます。
  2. 茹であがった1を冷水にとり、もみ洗いしてぬめりを取ります。次に氷水に入れて麺を引き締めます。(コシのある麺に仕上がります)水気をきり、ごま油を大さじ1/2ふりかけ、ほぐしておきます。
  3. 鶏胸肉は竹串で所々つつき、全体に塩麹をまぶしつけ、30分~1時間おきます。(塩麹の力で、鶏胸肉がぱさつかず、ふっくら仕上がります。塩麹が無い場合は、塩少々と酒少々をまぶし15分ほどおきます)
  4. 3の鶏胸肉長ねぎ土しょうがの切れ端が入った熱湯の中に入れます。再びフツフツしてきたらすぐに火を弱め、15分程茹でます※2。(強火で茹でると肉がかたくなるので注意!)
  5. 4の鶏胸肉が中までしっかり火が通ったら、氷水に取り急冷します。水気をきれいに取り5~6cm長さの細切りにします。(急冷することで、火の通りすぎを止め、肉がぱさつくのを防ぎます。また、しっかり冷めるまで空気に触れないので、肉の変色を防ぎ、白くきれいに仕上がります)
  6. 塩くらげはさっと洗い、30分程水につけ、塩抜きします。しっかり絞り、水分を取ります。
  7. きゅうりは5~6cm長さの細切りにします。
  8. トマトは縦半分に切った後、うす切りにします。オクラは、塩少々で板ずりをした後、さっと茹で、冷水にとり、水気をふきとり斜めに切ります。
  9. たれに使う、ねぎ土しょうがニンニクは、できるだけ細かいみじん切りにします。
  10. たれの調味料をよく混ぜ合わせたところにを加えなじませ、たれを作ります。
  11. 器に2の麺5の鶏肉6のくらげ7のきゅうり8のトマトとオクラを色よく盛り、10のたれを添えて(または上からかけて)、供します

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