さっぱりとした香味で食欲そそる
モーリーの
“夏向け豚汁”
蝉の大合唱が聞かれる八月は、夏まっ盛り。猛暑が続きます。そんな暑さの中では、のどごしが良く冷たくて、あっさりしたものしか口にしない人や、一日中クーラーのきいた室内で過ごす人も多いのではないでしょうか?でも、それでは栄養の偏りからスタミナ不足を、体の冷えから体調不良を起こし、夏バテを招きます。
そこで今月は、そんな心配のある方におすすめのメニュー「夏向け豚汁」をご紹介します。「えっ、夏なのに豚汁!?」と思われるかもしれませんが、茗荷や青じそ、生姜のさっぱりとした香味が食欲をそそり、暑い時でも美味しく頂けます。
野菜、豚肉、味噌に含まれるそれぞれの栄養素を逃がすことなく体内に取り込めるこの一椀を、いつもの食事にプラスされてはいかがでしょうか。
暑さを乗り切るためには栄養バランスの良い食事を心がけ、できるだけ温かいものを食し、夏の冷えを防ぐことも大切です。
正しい食習慣で秋を元気に迎えましょう!
≪材料(2人分)≫
- 豚バラ肉(薄切り)
- 50g
- ごぼう
- 50g
- 人参
- 20g
-
- オクラ
- 小2本
- 塩
- 少々
- 生姜
- 10g
- 茗荷
- 小2個
- だし
- カップ2 1/4
- 味噌※
- 大さじ1 1/2~2
※味噌は種類やメーカーにより食塩相当量が違うので、分量は加減して下さい
≪作り方≫
- 昆布とかつお節で、だしをとります。
- 豚バラ肉は、1cm幅に切ります。
- ごぼうはささがきにし、水に放し、アクを取ります。ザルにあげ水けを切ります。人参は、細切りにします。
- オクラは表面に塩少々をまぶし塩もみした後、熱湯でさっと茹で冷水にとります。水けを切り小口切りにします。
- 茗荷は小口切り、青じそは粗みじん切りに、生姜はせん切りにします。
- 鍋に1のだし、3のごぼうと人参を入れ中火にかけます。フツフツしてきたら火を少し弱め、ごぼうと人参がやわらかくなるまで煮ます。
- 6に2の豚肉を加え、再びフツフツしてアクがでてきたらすくい取ります。
- 7の豚肉に火が通ったら4のオクラと5の生姜を加え、味噌を溶き入れます。ひと煮立ちしたら火を止めます。(煮過ぎないことで、味噌の良い香りが残り、美味しく仕上がります)
- 器に8を盛り、5の茗荷と青じそを散らします。