新米と旬のさんまの絶妙コラボ
モーリーの
“さんまご飯”
十月。朝夕めっきり過ごしやすくなり、まさに「天高く馬肥ゆる秋」。食欲も急上昇で、食事の時間が待ち遠しい方も多いのではないでしょうか?そこで今月は、ガッツリ食べて、体力回復や老化防止に欠かせない栄養素もしっかり摂取できるメニューをご紹介しましょう。
秋風とともに脂がのってうまみと栄養価が増した「さんま」と、黄金色の稲田から収穫されたばかりの「新米」が主役の“さんまご飯”です。
三枚におろしたさんまに下味をつけ、米と一緒に炊き込むだけなので、手間がかからず簡単に出来ます。炊きあがってから加えるたっぷりの生姜と炒りごまが、さんまのおいしさをうまく引き出し、ご飯全体の風味を一層良くしています。この時季ならではの「さんま」と「新米」の出合い物の一品で旬を存分に味わってください。
≪材料(2人分)≫
- 米
- 2合
- 水
- a
-
- 薄口しょう油
- 大さじ1 1/2
- 酒
- 大さじ1 1/2
- 人参
- 50g
- さんま
- 2尾
- b
-
- しょう油
- 大さじ1
- 酒
- 小さじ1
- みりん
- 小さじ1
- 生姜汁
- 小さじ2
- 生姜
- 50g
- 白ごま
- 30g
- 大葉※
- 5枚
※大葉の代わりに青ねぎの小口切りでも、また粉山椒をふりかけても美味しいですよ。
≪作り方≫
- 米は洗ってザルに上げ、自然に水を切った後、炊飯器の内釜に入れます。通常の水加減をし、30分~1時間浸しておきます。
- 先にbの調味料を合わせておきます。さんまは内臓を取り三枚におろします。3cm幅に切り、bにつけ下味をつけます。(さんまの臭みを消し、身をひきしめます)
※魚屋さんやスーパーの魚売り場で三枚におろしてもらうと、調理の手間が省けて、より簡単に作れます。
- 人参は3~4cm長さの細切りにします。
- 生姜はせん切りにし、水に放しさっと洗った後ザルにあげ、しっかり水けを切ります。
- 大葉は5mm角に切ります。
- 白ごまは香り良く炒ります。炒ったごまを布巾を二つ折りにした間に挟み、布巾の上から包丁を当て、軽く切りごまにします。(ごまが飛び散りません。軽く切ることでごまの香りがより良くなります)
- 1の炊飯器からaの調味料の分量の水(大さじ3杯)を取り除きます。ここにaの調味料と2の汁気を切ったさんまと3の人参を加え点火します。
- 7が炊きあがったら10分程蒸らします。4の生姜と6の炒り白ごまを加え、さっくりと混ぜます。
- 器に盛り、5の大葉を全体に散らします。