さばの洋風メニュー
モーリーの
“真さばのトマト煮”
秋たけなわの十月。台風シーズンが去り、「実りの秋」の季節です。海の幸、山の幸が店頭に並び食欲をそそります。
今月ご紹介する料理は、海の幸「真さば」が主役の「真さばのトマト煮」です。塩焼き、煮付け、しめさば、味噌煮など和風メニューが多いさばですが、今回はたっぷり野菜が入ったトマトソースとのコラボで洋風に。トマトの酸味と旨み、野菜の甘み、ローズマリーの香りがさばを包み込み、いつもと違った味が楽しめます。ご飯はもちろんパン食にも合いますよ。
IPA(イコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含み、血液サラサラ効果のあるさばは、肌荒れの予防や、骨・歯を丈夫にする働きがあるビタミンB2・Dも豊富な栄養的に優れた食材です。しかも野菜と一緒にとることで、その栄養価はさらに高まります。旬の今、しっかり食べて全身の老化を予防し、若さを保ちましょう!
≪材料(2人分)≫
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- 真さば(半身)※
- 1枚(200~250g)
- 塩、こしょう
- 各少々
- 小麦粉
- 適量
- しめじ
- 100g
- ローズマリー
- 2~3枝
- パセリ
- 適量
- オリーブ油
- 大さじ2
- 塩、こしょう
- 各少々
- 玉ねぎ
- 150g
- セロリ
- 30g
- にんにく
- 小1かけ
- カットトマト水煮缶
- 1/2缶(200g)
- ケチャップ
- 大さじ2
- 白ワイン
- 大さじ2
- しょうゆ
- 大さじ1/2
- 塩
- 小さじ1/4
- 水
- カップ1/4
※さばには「真さば」と「ごまさば」の2種類があります。「真さば」の旬は10月~12月頃。一方「ごまさば」は夏が旬。
≪作り方≫
- さばは腹骨と小骨を取り、身を4~5等分のそぎ切りにし、皮目に1~2本切り込みを入れます。(火が通りやすく、味がしみ込みやすくなります)塩、こしょう各少々ふり、15分ほどおきます。
- 玉ねぎ、セロリ、にんにくはみじん切りにします。パセリは、みじん切りにした後、布巾で絞り、パラパラの状態にします。
- しめじは石づきを取り、ほぐしておきます。
- 1のさばの水けをきれいにふき取り、焼く直前に小麦粉を薄くまぶします(水分が出ず、カリッと焼けます)。
- フライパンにオリーブ油大さじ1を入れて、中火で熱し、さばを皮目を下にして置き、こんがりと焼き色がつくまでしっかり焼きます。裏返して同様に焼きます。(旨みを閉じ込めると同時に、臭みをとります)
- 鍋にオリーブ油大さじ1を入れ、弱火にかけ、2の玉ねぎ、セロリ、にんにくを加え、ゆっくり炒めます。全体がしんなりして、色づいてきたら、トマト水煮、ケチャップ、白ワイン、しょうゆ、塩、水、ローズマリーを加え、中火で煮ます。フツフツしてきたら火を少し弱め、時々かき混ぜながら10分ほど煮ます。
- 6に3のしめじを加え、さっと煮た後、5のさばを入れ、弱火にし10分ほど煮ます。味をみて、塩、こしょうで調えます。
- 器に7を盛り、2のみじんパセリを散らします。