三種のきのこでうまみアップ!
モーリーの
“青菜のきのこあんかけ”

寒露、霜降、立冬と順に季節が進む十月、十一月は、新米をはじめ、秋の実りの収穫期で、とても恵まれた時季です。そこで今回ご紹介するのは、この頃に旬を迎える“きのこ”が主役の「青菜のきのこあんかけ」です。最近では、年間を通して出回っている“きのこ”ですが、歯ごたえ、独特な香り、うまみが増して美味しくなるのは、まさに「今」です。
“きのこ”はカロリーが低く、食物繊維が多いのでダイエット食として知られていますが、ビタミンB1・B2・Ⅾやミネラルの他に、抗がん作用や免疫力を高めるβ-グルカンなどの栄養素も含まれており、健康維持に役立つ優れた食材です。
このメニューのきのこあんは、三種類をミックスすることで美味しさがぐ~んとアップ!さっと茹でた青菜との相性も良く、ごはんのおかずとしてもおすすめです。下ごしらえに手間がかからず、手軽にできますよ。一度お試しください。
≪材料(2人分)≫
-
- チンゲン菜 ※1
- 200g
- 塩、サラダ油
- 少々
-
- 鶏ミンチ
- 50g
- 酒、しょう油
- 各小さじ1/2
- カニかまぼこ
- 2~3本(30gほど)
- しめじ(正味 ※2)
- 50g
- えのき茸(正味)
- 50g
- 舞茸(正味)
- 50g
- 人参
- 20g
- 土しょうが(みじん切り)
- 小さじ2
- 青ねぎ(みじん切り)
- 大さじ1
- ごま油
- 大さじ1
- a
-
- 水
- カップ3/4
- 酒
- 大さじ1
- しょう油
- 大さじ1
- オイスターソース
- 小さじ2
- b
-
- 片栗粉
- 大さじ1
- 水
- 大さじ2
※1…今回はチンゲン菜を使いましたが、小松菜、ほうれん草もOK!
※2…正味の重さとは、石づきや根元を取り除いた重さです
≪作り方≫
- チンゲン菜は洗った後4~5cm長さに切ります。茎が太い場合は縦に2~3等分します。
- 1を、塩とサラダ油を少々入れた熱湯に、茎の部分から先にいれ、次に葉を加えさっと茹でます。ザルに上げ水気をしっかりきり、器に盛ります。
- 人参は細切りにします。
- 三種類のきのこは、それぞれをほぐしておきます。
- 鶏ミンチは、分量の酒、しょう油をふりかけ、ほぐしておきます。
- カニかまぼこは、やや太めに裂きます。
- ボウルにaを合わせてよく混ぜ、合わせ調味料を作ります。
- ボウルにbを合わせ、水溶き片栗粉を作ります。
- フライパンにごま油を中火の弱火で熱し、土しょうが、青ねぎを炒めます。
- 9の香りが出てきたら、中火にし3の人参、5の鶏ミンチを加え炒めます。鶏ミンチの色が変わったら、4のきのこ類、6のカニかまぼこを加え、全体を炒め合わせます。
- 10に7の合わせ調味料を加え、小さくフツフツさせながら軽く煮ます。8の水溶き片栗粉を少しずつ加え、とろみをつけます。再びフツフツしたら火を止め、2のチンゲン菜の上にかけます。