手軽に作れるご馳走メニュー
モーリーの
“鶏肉のカチャトーレ”
一年の締めくくり月の十二月、新しい年の幕開け月の一月。ともに人々は所用が多くなり、慌ただしい時期です。
そこで此の度おすすめするメニューは、そんな多忙な時に手軽にできる「鶏肉のカチャトーレ」です。カチャトーレは猟師風の料理という意味で、狩りに出た猟師が、森や山でとれたウサギや羊、鶏などの肉類と、きのこ類などで作った猟師めしです。
今ではイタリアの定番料理となり、味付けには、トマトが入るタイプと入らないタイプ(ローマ風)の二通りがあります。今回は、トマト水煮缶を使ったトマトベースのレシピです。フライパン一つでOK!ソテーした後、軽く煮込んで仕上げるだけです。
ほんのりと酸味があり、ご飯、パン、パスタはもちろんのこと、ワインとの相性もいいですよ。普段の食卓に、年末・年始の親しい人たちとのホームパーティーにいかがでしょうか?一度お試し下さい。
≪材料(2人分)≫
- 鶏もも肉
- 1枚(250~260g)
- 塩、こしょう
- 適量
- 小麦粉
- 適量
- 玉葱
- 1/4ヶ(50~60g)
- にんにく
- 1かけ
- オリーブ油
- 大さじ2 1/2
- マッシュルーム
- 小1パック(60~70g)
- ケッパー※1
- 小さじ2
- パセリ
- 適量
- ローズマリー
- 1枝(煮込み用)
2枝(飾り用) - 白ワインビネガー
- 大さじ1
- 白ワイン
- カップ1/4
- トマト水煮缶(カットタイプ)
- 200g
- コンソメスープ※2
- カップ1/4
- 砂糖
- 小さじ2
※1…風鳥木科に属する低木のつぼみをピクルスにしたもの
※2…コンソメ顆粒小さじ1/2を湯カップ1/4で溶きます
≪作り方≫
- 玉葱、にんにくはみじん切りにします。マッシュルームは大きさにより、小はそのまま、大は縦半分に切ります。パセリはみじん切りにした後、布巾に包み絞ります。
- 鶏肉の両面にしっかりめに塩、こしょうをし、6等分に切り分け、小麦粉を薄くまぶします。
- フライパンに、オリーブ油大さじ1を弱火の中火で熱し、1のにんにくを香りが出るまで炒めます。ここに玉葱を加え、玉葱が色づくまで炒めたら、ボウルに取り出します。
- 3のフライパンにオリーブ油大さじ1を中火で熱し、2の鶏肉を皮目を下にして入れ、焼き色が付くまで焼きます。ひっくり返して同様に焼きます。
- 4のフライパンの鶏肉から出た脂をキッチンペーパーで取り除き、オリーブ油大さじ1/2を足します。ここに1のマッシュルーム、3を加え、さっと炒め合わせます。
- 5に白ワインビネガーと白ワインを加え、やや強火にしアルコール分と酸味をとばします。
- 6にトマトの水煮、コンソメスープ、砂糖、ケッパー、ローズマリー(1枝)を加え、ふたをして弱火の中火で10分~15分間ほど煮ます(時々かき混ぜます)。味をみて、塩、こしょうで調えます。
- 7を器に盛り、1のみじんパセリを散らし、ローズマリーを飾ります。