肌が育つケアの壁！？“過渡期の現象”

未熟な肌が“肌が育つケア”によって肌の育ち度が上がり始めた時に必ず訪れる、好ましく見えない現象、好ましく思えない現象があります。しかし、それはとても素晴らしい変化の予兆なのです！肌が育つケアを始める時、この“過渡期の現象”をしっかり知っておかないと、せっかくのチャンスを逃すことになります。

上記のような状況が現れたとき、果たして「良い予兆」だと考えることが出来るでしょうか？
…見映えも感触も良くない！
…先が見えない！
……やはり逃げ出すでしょうか？

もしこれらの現象が“肌が育つ過渡期の現象”なら、今まさに、肌が育つケアの最初の成果が現れつつあるのです。肌が変わっていく大きなチャンスなのです。しかし、今までの経験から、どうしても好ましい状況とは思えない！？

“肌が育つ過渡期の現象”とは、どのようなものでしょうか？希望の現れか、失望すべき現れか、判定することはできるのでしょうか？

未熟な細胞が作る肌と、成熟した細胞が作る肌

未熟なままに角化した細胞（角質）は能力が低く、小さく薄く、乾きやすいので硬く縮みやすい細胞（角質）です。肌部位の性質や環境に応じて、様々な好ましくない姿を取ります。カサカサ・ザラザラ・皮脂詰まり・毛穴の目立ちや黒ずみ・化粧乗りの悪さ・角栓が発生しやすい…等々、肌トラブルの悩みそのままが現れます。

一方の成熟した細胞（角質）が作る肌は、細胞一つひとつが大きく、たくさんの水分を保持し、柔らかく、しなやかさと強さを持つ肌として表層を覆います。透明感があり、美しい肌です。トラブルのない健康な肌です。

未熟な肌も育ち度が高まると、上のような成熟した肌に変わっていきます。ところが、肌が育ち度を上げていく途上において現れるのが、私達を惑わす「過渡期の現象」です。先の見えない黒雲に覆われたように、不安を与え、前進する勇気を奪う姿として現れます。

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2011年12月6日更新