季節によって肌が荒れる……季節性敏感肌ってどんな肌?

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最近使われるようになった“季節性敏感肌”という言葉をご存じでしょうか?初めて聞いた人も想像がつきそうな、とてもキャッチーなフレーズです。

スキンケア相談室にもよく寄せられる相談があります。例えば、

  • 「春になると花粉で……」
  • 「夏になると紫外線で……」
  • 「秋になると乾燥で……」
  • 「冬になると冷たさで……」

などです。

皆さん、各季節において、肌の危機を感じるようです。でも、これらを“季節性敏感肌”という言葉でくくり、「私はそういう肌質だから仕方がない」と思い込んでしまったら……スキンケアは迷走します。

“季節性敏感肌”は分かりやすく、キャッチーゆえに一人歩きしやすい言葉なのだろうとサッポーは危惧します。

今回の美肌塾では、この“季節性敏感肌”の本質を説き明かします。肌の原点を知ることで対策が分かり、改善がスムーズに進みます。来年は、同じ危機は訪れなくなります。

季節性敏感肌、その本質は?

暑さ・寒さ・熱さ・冷たさ・寒暖差・風・エアコン・汗・紫外線・花粉、等々……

春・夏・秋・冬という四季がもたらす特有の環境によって、肌トラブルが現れる。これは大いにあることです。

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そして、それぞれの環境に適したスキンケアや防御ができているのかどうか、その良し悪しで肌状態に差が出てきます。

冬の冷たい風に無防備になっている、汗ばむ夏にタオルで顔をごしごしぬぐっている、春と秋の気候の良いときはスキンケアを油断していまう、等々…‥対応が下手で、自ら肌トラブルを招いてしまう人がいます。

肌は季節を問わず、常に新しい細胞を生み出し、育ち、強く美しいバリアー(角質)になるべくターンオーバー(新陳代謝)を繰り返しています。

下手な対応が続けば、細胞の育ちより傷みの方が大きくなります。肌がいくら強く美しい角質になろうとしても、追いつけません。

やがて耐えきれなくなった肌は、みすぼらしい姿を見せたり、時には痒みや赤み、炎症を起こして非常事態を知らせます。

これが“季節性敏感肌”の正体です。

「私は季節性敏感肌だから…」「毎年冬になると肌が敏感に…」などと納得するのではなく、揺らぎ始めた肌に上手な対応をしてあげましょう。

みすぼらしく弱くなったバリアーが、強く美しいバリアーに育つ環境を作ってあげるのです。

季節性敏感肌=敏感肌の始まり

最初にして欲しいことは、“季節性”敏感肌ではなく「オールシーズン、敏感に傾いている肌」と自覚することです。

ところが「え!そうなの?冬以外は調子は悪くないのに…」「そこまでひどくはないんだけど…」と敏感肌を自覚していない人が多いのです。

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普段からこんな症状はありませんか?

  • ニキビができやすい
  • ずっと角栓がある
  • 混合肌である
  • 洗顔後につっぱり感がある
  • 化粧のりが悪い
  • 化粧崩れを起こす
  • 時々赤み・かゆみが…
  • 等々

これらはいずれも敏感肌に傾いた症状です。特定の季節に顕著に起こると、それが目立って見えるだけです。

このような肌は、一年を通じて敏感さを意識したケアをすべきです。トラブルが現れる季節が過ぎてもまだ敏感肌を卒業していないと考えて、ケアを続けます。

一年間徹底できれば、安定した状態が続く肌になるでしょう。様々な環境や変化に影響されない、強く美しいバリアーの肌に育つからです。

敏感肌の具体的なスキンケアについては、ここでは割愛します。

敏感肌脱出プログラム」を基本とし、サッポー美肌塾の他の講義も参考にしてください。

なんとなく納得し、心を掴まれてしまうフレーズが、スキンケアの世界にはあふれています。どんなフレーズでも「待てよ?」と立ち止まり、ターンオーバーという肌の原点に戻って考えてみましょう。

いつもそうしていると、習慣が付き、そのうち正しい情報を読み分けられるようになります。

もし迷った時は、スキンケア相談室に尋ねてください。

今日のサッポー美肌塾まとめ

  • 季節性敏感肌は、持って生まれた肌質ではない
  • 季節で揺らぐ肌は、全て敏感肌と考えてケアを
黒板に注目!

編集後記

季節や環境を問わず、炎症や赤みなどがある場合は、判りやすい敏感肌ですが、ある条件のもと、敏感になる場合は自覚のない人が多いようです。

でも、まずは自覚することが大事です。そう思ってスキンケアや肌管理を続けていたら、一年後の同じ季節に肌荒れが起こらなくなります。1年を通じて安定した肌も夢ではありませんよ。


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