ニキビ対策の落とし穴 Part-2:戦略・戦術・視点

前回は、できてしまったニキビの対応策を紹介しました。
今日は様々に騙られているニキビ対策の位置づけを見ていきます。

ニキビ対策あれこれの落とし穴 Part-2

 
 
《《B
B子
このあいだはビクビクしちゃった。
以前のように顔中にニキビがいっぱいの悪夢を見たんだもの。
もう大丈夫みたいだけど。

ニキビ対策ってたくさんあり過ぎて、良いと思ったら何でもしてしまうところがあるの。
でもね、よく考えてみると、私のニキビがでなくなったのは、

*何もしなかったから…

じゃないかしら?

《《A
A子
何もしなかったから・・ではなくて、スキンケアの基本に忠実なお肌管理を続けたってことでしょう。
そして肌が変わった。

大切なのは、皮脂の詰まらない肌を作り上げること。
B子さんの肌は皮脂詰まりしなくなったのです。…違います?

《《C
C子
それはそうだが…。
それでは、

「あれが悪い、これが良くない……」

はみんな関係なしかい?

《《A だって、ニキビ対策はみんな必死になってしているけど、多少良くなってきたように見えても、また元通りの……がほとんどですよ。
《《C うーん、そう言えばそうだが……。
しかし「あれが悪い、これが良くない……」も言ってることは「なるほど」だがね…?
S》》
サッポー先生
ニキビ対策の陰に隠れた落とし穴…といったところですね。

様々にいわれているニキビ対策あれこれは、ニキビ対策の一面の真実を捉えたものです。
重要な一面から些細な一面まで様々なものがあります。
これらを個別に「これが一番」とこだわると、間違ったケア(落とし穴)に陥ることがあります。

 
 

戦略と戦術を間違えるな

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

何事も戦略がベースにあり、戦略を進めていくために戦術がある。
このような関係にあります。
しかし、日々のケアは具体策である戦術であるため、どうかすると戦略を忘れ、戦術一辺倒になっていることがあります。

いつの間にか、戦術が戦略より優先したケアになっているのです。
戦術を見ていく前に、もう一度戦略を確認しておきましょう。

  1. ニキビ防止の基本戦略
    • 皮脂が活発でも、皮脂が詰まらない肌を作る
    • 皮脂が詰まらない肌を維持する

    ※参照>大人のニキビができるわけ

  2. できてしまったニキビの処理戦略
    • 詰まった皮脂が毛穴で炎症を起こさないようにする

    ※参照>ニキビ対策の落とし穴:ニキビの段階・芯だし

  3. 炎症が始まったニキビの処理戦略
    • 炎症(赤みや化膿)の拡大進行を促進しない
      • 戦略1:肌の力を信じ炎症の終焉を待つ
      • 戦略2:迷わず医師に任せる
  4. ニキビ痕の処理戦略
    • 炎症あと(赤み)の対応処理
    • 瘢痕あと(凸凹)の対応処理

ニキビ対策に良いといわれている様々なものは、大別すると上の四つの段階に分けられます。
それぞれにケアの対応策があるのですが、どの場合にもあてはまる良い対策もあれば、逆に時と場合によってマイナス効果になるものもある・・というわけです。

 
 
《《C こんな風に順序だって説明を聞くと、その通りだって思えるんだけど、娘に

『チョコレートはニキビに悪いんだ』

っていったら、娘は

『チョコは食べてない!』『でも、できるものはできるの!』

と、こうなのさ。
主人の遺伝だと思ってるらしい。
まだ高校生だからいいけど、そろそろ美肌塾の躾が必要だな。

《《B そう言えば、ニキビに良いというものより、悪いっていうものの方が圧倒的に多いわね。
私は中学生の時からニキビが……でも、勤め始めても良くならないから、あわてたわ。
それにあれも良くない、これも良くない…でしょう。

でも、チョコはほんとよ。
チョコを食べたら必ずと言っていいほどニキビが…。

《《A 私の妹は違ったわ。
深刻な顔の時ニキビが増えてるの。きっとストレスね。
成績のこととか、試合が近づいたときとか..。
きっとプレッシャーに弱かったんだと思います。
《《C あれが悪い、これが良くない、の対策の効果は人それぞれなんだ。
これじゃあ、失敗するわけだよ。
全部試すなんてできないものな。
S》》 一つ一つ見ていきましょう。

ですが、まず以下の事を認識しておいてください。

  1. ニキビ対策あれこれは、数あるニキビ対策の一つのポイント・視点に過ぎない
  2. 全て自分にあてはまると思わない
  3. 基本は“戦略となる対策”であることを忘れない
 
 

ニキビ対策あれこれの視点
その1・食事に関係したあれこれ

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点
  1. 糖分の多い菓子、チョコレート、清涼飲料を控える
    果物も糖分は多いから…食べ過ぎに注意
  2. ご飯にお餅に、麺類、パスタなど炭水化物を摂りすぎない
  3. 脂肪の多いお肉やナッツ(豆)類を控えめに
  4. 油を多く使用した料理を控える
  5. コーヒーや香辛料、激辛食品など刺激の強いものを控える
  6. 以上は皮脂を活発化させる原因です。
    しかし、全部実行していたら栄養バランスを崩してもっと大変・・になりかねません。
    大切なのは、B子さんが『チョコを食べるとニキビが..』といっていたように、各自の個性を知り、本当に影響しているかを知ることです。
    そして影響の加減を知ることです。

  7. 脂肪の代謝に関わるビタミンB群を積極的に摂る
    レバー、胚芽米、ウナギ、酵母食品、サプリメント……
  8. バランスの取れた食事をとっていたら大丈夫
  9. 無理なダイエットは必要な栄養バランスを崩しニキビが悪化する
    ホルモンのバランスにまで影響すると最悪..
  10. これらの対策は誰にもいえることばかり。基本にして良い部分です。
    特に6のビタミンB群の強化摂取は、基本戦略に入れて良い部分です。
    水溶性のビタミンであるため、不足することはあっても過剰にならないものです。

  11. 繊維質の多い食品と乳酸菌食品を多く摂り、便秘を防ぐ
  12. 良い食事習慣が大切。(あまり乱れのない食事時間、間食の頻度…)
  13. 便秘の方にはとても大切な基本。
    また、過ぎた悪習慣は、バランスの取れた食事内容でも皮脂分泌を過剰にします。

 
 

ニキビ対策あれこれの視点
その2・ホルモンバランスの乱れに関係したあれこれ

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点
  1. 睡眠不足がよくない
  2. 精神的・肉体的ストレス過剰がよくない
  3. 生理前二週間はニキビができやすい
  4. 生理不順や更年期障害の弊害

これらは全て、ホルモンバランスの変化から皮脂分泌過剰を起こすものです。
しかし、個性差が大きく、直接的な対処の方法はこれといった決め手はありません。
またそれらの対策も、効果には大きな個性差があります。
あまりこだわることなく、良い肌管理の習慣と、良い生活習慣を心がけ、心のコントロール力を身につけていくことです。
人により、ニキビに大きく影響する項目ですが、基本的な取り組みは良しとして、細事にこだわらないことです。
そして、医師に任すべき部分は任せることです。

 
 
 
 
S》》 まだまだたくさんの対策あれこれ、良し悪しあれこれが洪水のようにあふれています。
  1. ニキビによい洗顔料ってあるの?様々な情報に混乱!
  2. ファンデーションは良くないって良く聞くけど?
  3. 美白製品やUV製品とニキビはどんな関係?
  4. 便秘がニキビに良くないって本当?なぜ?
  5. 紫外線は本当にニキビに良くないの?なぜ?
  6. 乳液やクリームはニキビに良くないというけど、使用しなくても良くならない。なぜ?
  7. パックはニキビに良い?それとも良くないの?どちらがホント?
  8. マッサージは絶対ダメと聞いたけど、良いと言う人も…?
  9. ニキビは遺伝だからどうしょうもないと言われた?ホント?
  10. ニキビ用とあるスキンケア製品を使用してるのに良くならない?
  11. 無添加の化粧品を使っているのにニキビが…?!どうして?
  12. 汗が夏のニキビの原因と聞いて、洗顔回数を増やしたけどやっぱりダメ!どうなの?
  13. アルコール入りの化粧水はニキビに良くないというのはホント?
時間がきましたので、これらについての解説は次回に繰り延べます。
《《C うーん、この続きが聞きたかったね。
どうもこういった情報に弱いんだ。
何となく信じてしまう。
人が好いのかな?
《《B 私なんか絶対、そう!
美肌塾に通うようになるまでそうだったもの。
《《A 私にも答えられそうなのがチラホラ……でもこういうのって俄然、興味がつのってしまいます。
これが良くないのね。
S》》 皆さんも学習が進んできたから、大半は答えることができるはずですよ。
 
 
《《A《《B《《C うっ……。
 
 

コメントは受け付けていません。