秋のケアを先取りする

 
 
《《B
B子
わあーっ!
今日は私の大好きな原則論じゃなくて、「今日のケア」の話ね。
《《C
C子
B子は嬉しそうだね。
今日の講義は肩が凝らなくてすみそうだからな。
《《A
A子
そういえば、B子さんのあの華やかだったニキビ……ほとんどなくなったのは、去年の今頃でしたね。
《《B だから毎日ビクビクだったの。
秋になってまた出てくるのじゃないかって…。
S》》
サッポー先生
春・夏・秋と適切なケアができていたら、B子さんのお年頃のニキビならまず大丈夫です。
しかしニキビの改善は、肌にとってかなり大がかりな工事だったわけです。
肌がすっかり安定するまで、適切なケアを続けるということがポイントです。

ハイ、今日は「適切なケア」のポイントの一つ“季節の先取り”という考え方を学ぶことにしましょう。

 
 

秋のケアを先取りする

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

何を先取りするか?答えを先に提示しましょう。

1.乾燥に対するケアはオーバー気味に行います。

暑い、汗をかく、ムシムシしている。
まだこれからの一ヶ月の肌感覚はこんなものです。
肌が乾燥を感じることはまずありません。
しかし、この時期は少しべたつき気味程度の保湿・保護のケア加減が必要です。
「そんなのイヤ!」という声が聞こえるようですが、理不尽なことにそれが美肌を維持する秘訣なのです。

2.紫外線対策は夏を想定して行う。

ずいぶん陽が短くなってきました。太陽のあのギラギラする感じはなくなっています。
気温も、真夏に比べるとまだまだ暑いとはいえ、ずいぶん過ごしやすくなりました。
しかし、紫外線対策は夏を想定しての注意が必要なのです。

3.水溶性のビタミンC・B群を意識して多めに摂取する。

食欲も少しは旺盛になる頃……?それともまだ夏バテを引きずっている?
いずれにしろ、暑さが峠を越すと身体は回復期。身体は様々な栄養素を要求します。
ところが、肌も同じように様々な栄養素を要求している季節です。
良質な肌作りに専念したいときですが、肌より前に身体の回復に使用され、肌は後回し。

ネックになりやすい栄養素は、様々なタンパクを作るビタミンCとB群です。
どちらも水溶性で対外排出されて、貯えることができません。
その上、水分摂取量はまだ夏の続きで旺盛だから、どうしても不足気味になるのです。

 
 
《《B なんか、うっとうしいですねえ。
「秋のケアを先取りする」ってイメージじゃなくて、夏の何かの我慢大会みたい……。
《《A ホントにホント!?
ビタミンCやビタミンB群を積極的に補給しろ、というのは納得しました。
でも、乾燥ケアと紫外線対策は、聞いただけで夏バテが戻ってきそう。
《《C サッポー先生も、意地の悪いところがあるからなー。
先生、▽1と▽2は説明を省略してるんだろう?
S》》 わざと省略しました。意地悪に見えますか?

しかし、このような言い方をしないと、皆さんにはなかなか伝わらないのだ、と…美肌塾を通じて会得しました。(^_^;)

ハイ、続きです。

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

1.乾燥に対するケアはオーバー気味に行います。

夏は気温が高く、湿度もあり、汗をかく……このことが、角質層が傷んでいても肌に自覚させない役割を果たしています。
バリアー層として…水分の層として…肌の美しさを見せる層としての角質層の顔は、多少傷んではがれやすくなっていても、それなりの役割が果たせたのです。格好もついたのです。

ところが、秋に向かう季節はまだこの肌(角質層)の傷みを自覚させません。
このままの状態で、ほんとうに爽やかな気持ちのよい秋の空気を迎えてしまうと、肌は慌てることになります。
体力のない肌(角質層)は、秋の爽やかな乾燥を、冬の乾燥と同じ程度のダメージとして受けてしまうからです。
角質のはがれが亢進し、せっせと未熟な角質作りに励むことになります。
あとの悪循環は繰り返し学んだとおりです。

そしてさらに秋が深まり、冬を迎える……体力を回復しないままの肌(角質層)で冬を迎えてしまうのです。

2.紫外線対策は夏を想定して行う。

少し過ごしやすくなった気候は、肌を紫外線に対しても鈍感にさせています。
肌というより、あなた達の感覚を鈍感にさせているというべきでしょう。
気温が多少低いためか、日を避ける度合いが少なくなっているのです。

暑いと、10秒でも陽を直接受けるのを嫌っていたのに、平気で5分、10分陽を受けるようになっている自分に気がつくはずです。
つまり、この時期に肌が受ける紫外線総量は、真夏よりはるかに多くなっているのが平均的なあなた達の生活習慣なのです。

これでは弱った肌(角質層)の体力を回復させることはできません。
さらにこの時期の肌は、体力のない自分自身を自覚していません。
体力がなくてもそれなりに過ごせる環境だからです。

結果、角質のはがれが亢進し…….
……..以下、▽1と同じなので省略です。

「秋のケアを先取りする」……何がポイントで何がネックになっているか、ここは身体でわかるのでなく、あなたの理性で会得する必要があります。
季節の変わり目は特異な時期、身体の感覚に任せていてはいけないときなのです。

季節が夏から秋に変わるとき、それは肌に気づかない危険が忍び寄るときです。
しかし、視点を変えると、肌質を変えていくチャンスが提供されているときでもあります。

 
 
《《B ハイ、身体でなく、心で納得しました。

“べたつき気味のケア”なんて言い方がいけないのよね。
心が拒否しちゃう。
ホントは少しだけオーバーなケアにするだけなんだもの。

《《A アラッ、B子さんの拒否って磁石のようね。
「何?なに?!」って惹きつけられていく拒否なんですもの。
サッポー先生の苦労がわかります。
《《C 理性・理屈で肌の心を誘導していく時ってことだよ。
B子のように素直な心は、身体の要求にも素直だからな。
《《B (きっと誉められたのよね。 )
《《C (これで伝わればよいが..。)
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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