既にできてしまったシミの解消策

今回は確実なシミ解消策についてお話しします。
でも、シミは作らないのがまず一番であることを忘れないでくださいね。
油断するとあっという間にできてしまうシミですが、なくすにはたっぷり一年くらいかかるのですから……。

 
 
《《A
A子
以前、顔に光を当ててモニターで診てもらったときに、
「シミの種があちこちにできてる。このままだと、シミがたくさんできるよ。」
…って、言われたことがあるのです。
毎年夏になるとビクビクなんです。
《《B
B子
私も!言われた。
でも、シミなんてできていないよ?
それとも何年かしたらシミになるのかしら??
《《C
C子
よくそんな先の心配ができるもんだ。
わざわざ心配の種を見つけて、楽しんでいるようにしか見えないね。
《《A 楽しんでいるつもりはないけど、判るものなら知りたいです。
(もしかして、私、心配するのが好きなのかしら?(=_=))
《《B えっ!心配しなくて良いの?
《《C サッポー先生の前でよく言うね。
心配を手放したくないんだな。
前回、肌が信頼するだけのケアをしてたら大丈夫だってあったじゃないか。
心配する前にすべきことをする…だろう。
S》》
サッポー先生
ハイ、授業を始めましよう。
 
 

シミの種をいたずらに心配するのは疲れるだけ

 
 
S》》 皆さんの井戸端会議で、“シミの種”があちこちにあるのを見せられた、という話題がありました。
これはシミのもとであるメラニンの生産量が、少しだけ多くなっている部分があちこちにあるということです。
一ヶ月もすれば消えているもの、新しく濃くなっている部分、などが沢山あります。
シミの種と言っても、必ずシミになるわけではありません。

しかし、メラニンの生産量が部分的に多くなっている場合、注意が必要であることに変わりありません。
何かのダメージや内的原因でメラニンの生産量が増えている部分なので、さらにひどい目に会った時、シミに発展する可能性は他の部分よりちょっぴり高いと言えるからです。
しかし、この移ろいゆくシミの種を毎月追っかけて心配するのは疲れるだけです。

S》》

前回は、いくら紫外線防止だけ一生懸命していてもダメ。シミ防止にはバランスの取れた肌管理の視点が必要で、そのポイントは、肌に「これは危ない!」と思わせないこと…ということでしたね。

シミ防止の基本姿勢、

  1. 紫外線を初めとする肌が受けるダメージを少なくする
  2. 肌を健康に保つケア=角質が育つケアを心がけている
  3. 肌の状態が優れない時は特にダメージに注意する
  4. 心身の状態が優れない時は特にダメージに注意する

でした。覚えていますね。復習しておいてください。

Cさんの言う通り、注意すべきは普段の肌管理、すべきことをする習慣です。
しかし、既にできてしまったシミとは、上の1~4のいずれかに失敗し、大量のメラニンを毎日作るように肌が決めてしまった結果です。
止めさせなければなりません。どうすればよいのでしょう。

 
 

シミの形成とシミの維持

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

しみの部分はどのようになっているのでしょう。
前回は肌がシミを作ることを決定するところまで説明しました。
解消策に入る前にどのようにシミが作られ、維持されているか確認しておきましょう。

  1. 表皮の最下層にあるメラノサイトという細胞が必死になって、他の肌とは比較にならない、たくさんのメラニン生産を行っています。
  2. メラニンは周囲の表皮細胞に取り込まれ、日々押し上げられていきますが、細胞が角質に変化した時には無色になっています。
    角質が役目を終えると一緒に無色のメラニンも排泄されていきます。
  3. メラノサイトは表皮中のメラニン量が減少しないように、毎日せっせと大量のメラニンを生産し続け、表皮がメラニンで黒く見えるように頑張り続けています。

ニキビあとのシミの場合、ニキビの炎症が治まればメラニンの大量生産も中止され、シミはやがて消えていきます。
このように比較的短期間しか発現しないシミもありますが、消えないシミというのはなぜかメラニンの大量生産を止めなくなっているのです。

 
 

なぜシミは消えないのか

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

メラニンの大量生産を止めない理由は、肌が安心していないことにあります。
ニキビあとのシミのように炎症が原因だと肌が判っている場合、炎症が治まることで肌は安心を取り戻します。

しかし、消えないシミの場合は、よほど恐いダメージを受け、多少のことでは肌も安心できなくなっているか、あるいは複数の原因が重なってできたシミなどは、あなたの肌管理に疑問を持っているのです。
おいそれと安心して、メラニン生産を止めるわけにはいかない…と言うわけです。

つまり、肌はあなたを信用しなくなっているのです。
美白効果だ、ピーリングケアだ..、これが良い、あれが効くなど、その場主義の対策ではますます信用を失うばかりです。
一度失った信頼を取り戻すのは、人間関係においても大変な努力が必要です。
ここは一つ基本に帰り、肌が安心して信頼できるケアを続けることです。
誠意が通じるのは人も肌も同じです。

 
 

確実なシミの解消策…大丈夫の合図を送り続ける

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

  1. 紫外線を初めとするダメージを減少させる努力
  2. …大丈夫

  3. 身心の不調和を整え、肌へのマイナスサインを減じる努力
  4. …大丈夫

  5. 少なくとも一年間『大丈夫だよ』を継続する努力
  6. …安心の継続

  7. 肌を誉め感謝する。肌と会話し勇気づける
  8. …信頼の醸成

シミを作っている肌としては、必死の努力で作り続けているメラニン生産を普通に戻すだけですから、信頼さえ取り戻せば、安心さえ伝われば、いつでも中止するのです。
しかし臆病で真面目な努力家である肌は、一年くらいはあなたの日々の行いを見定める用心深さを持っているのです。

シミを日々作り続けているのも、シミを作りをやめるのも肌の決断次第です。
「メラニンの生産はもういいよ」というあなたの声を、肌が聞き入れるか否か、肌に信頼されるか否か、あなたの誠意を試されるのが、シミ解消策と言えます。

 
 
S》》

確実なシミの解消策とは、このように簡単なことです。
でも難しい..それは継続することです。
そして、もの言わぬ肌との会話において、「そんなメラニン生産の努力なんてもういいのに!」と、つい恨み心を持ってしまうことです。
肌には伝わっているのですよ。あなたの心が……。

S》》

今日の授業はここまで。
シミを解消する自信はつきましたか?

 
 

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