植物アミノ酸系洗浄成分 美肌術…ミクロの視点

今回から美肌術…ミクロの視点を続けてまいります。

ご愛読者からの情報を、ミクロの視点として活用させて頂きます。

利用させて頂いたご質問・ご相談をいただいた皆さまには、如何様にサッポーが利用しておりましても、気を悪くなさらないで下さいね。
読者の視点こそ、読者のお知りになりたいことの宝庫なんですもの。

 
 
《《B
B子
“植物性”って聞くと、とにかく良い響き。どうして?
《《C
C子
あたしもアミノ酸とか、蛋白質とあると無条件に良いものだと思って見ているな。
貧しい時代に育ったからかね?
《《A
A子
無意識に思い込んでいることは沢山ありそうですね。
主人を見習うべきかしら?
何事も疑いの目を忘れないと言うか、とても合理的なんです。
《《C 合理的な亭主だって気づきやしない。だから思い込みなのさ。
亭主のあたしに対する思い込みは素直で合理的だがね。
《《B
B子
(えっ!彼の私を見る目も思い込み?)
S》》
サッポー先生
ハイ、授業を始めます。
 
 

植物アミノ酸系洗浄成分 美肌術…ミクロの視点

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

洗顔料一つ選択するにも、悩むものですね。
だって商品の案内を読むとどうでしょう。
どれ一つとっても、みんな良い言葉が並んでいます。
当然ですね。
サッポーの製品を扱っている会社だって同じです。

でも、消費者としてはもう少し言葉の定義が欲しい所ですね。
といって広告表現がルールで硬く縛られたら、殺伐とするかもしれません。
調和ある発展には今くらいが丁度良いのかもしれません。

“植物アミノ酸系洗浄成分”
これってどんな洗浄剤、洗顔料を想像されますか?
サッと読み流せば、そのまま流れていきます。
でも「これ何?」と、一度引っかかると、なんだかさっぱり判りません。

今日はそんなお一人、“Yumiko”さんのご質問をネタにいただきました。
美肌塾のこと、誉めて頂いているので全文載せちゃいます。


■ “Yumiko”さん のご質問・相談

>  サッポーさま。
>  はじめまして。
>  札幌に住む“Yumiko”と申します。

>  昨年の夏に、こちらのメルマガを知りずっと愛読させて頂いてお
>  ります。バックナンバーもひと通り読ませて頂いて、今までの自
>  分のいろいろな思い込みが、ことごとく覆されました(^^ゞ
>  とても感謝しております。ありがとうございました。

>  頬のシミはまだ消えませんが(38歳ですがあきらめません!)
>  肌の調子は確実に良くなったと思います。
>  といっても、さほど手をかけているわけでもなく、化粧品や美白製
>  品にお金をかける事もなくなりました。

>  洗顔間隔を守る事と、ゴシゴシこすったりしないこと、外出時は必
>  ず帽子を被る、日焼け止めはSPF値の高いものは使わず主に
>  ファンデーションで対処、クリームは以前は毛嫌いしていたけれ
>  ど、乾燥を感じる日は必ずつける、などなど。

>  全て、サッポー美肌塾で教えていただいた事です。本当に感謝
>  です。
>  目先の肌の状態にもこだわらなくなりましたし、最近では、コンタ
>  クトを外す時に目尻を引っ張るのを止めました(^o^;
>  ところが、今になってひとつ疑問が出てきました。

>  洗顔料についてなのですが、美肌塾では、界面活性作用の弱い
>  せっけんを薦めていらっしゃいますよね?
>  最近よく目にするものの中に、
>         「植物系アミノ酸洗浄料」
>  というものがあるのですが、これは一体どういうものでしょうか?
>  全成分表示を見ても、ちんぷんかんぷんで^^; 雰囲気では、肌に
>  優しそうに思うのですが、(パラベンや保存料、着色料、香料など
>  無添加と書いてあるし)やはり界面活性作用が強いのでしょう
>  か?
>  せっけんに比べてつっぱらない気もしましたが、最近では、せっ
>  けんでもつっぱらなくなってきたので、あまり自分の肌では判断
>  が出来ません(笑)
>  つっぱりを肌の状態の判断に使う意味では、やはりせっけんにこ
>  だわるべきでしょうか?

>  全く急ぎませんので、教えていただければ幸いに存じます。
>  よろしくお願い致します。


嬉しいですね。このようなご質問のお便りをいただくと。
何が嬉しいかですって?もちろん誉められていること。
イエ、サッポー美肌塾が美肌づくりのお役に立っていることを確認できるからですね。

さて、ということで今回のテーマは“植物アミノ酸系洗浄成分”です。

 
 

植物アミノ酸系洗浄成分

 
 
サッポーの
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視点

サッポーの製品では、洗髪料の洗浄成分に利用しています。
洗浄力が控えめで皮膚刺激が少なく、優しい洗浄性を持つ界面活性剤の種類です。

私たちはこれらを通常アミノ酸系界面活性剤と言っています。
この優しさが注目され、洗顔料として多くの製品に使用されるようになりました。

アミノ酸系界面活性剤

界面活性能である親油基と親水基を作るのに、高分子のアミノ酸を利用することにより、働く部分が少なくなり、洗浄力や刺激感の抑制されたものが実現した。

“植物系”何となく優しく聞こえますね。
“アミノ酸系”“アミノ酸洗浄剤”このように表現すると何となく良いもの、高級なもの…という雰囲気が漂ってきます。
実際その通りで、肌に優しい面を持ち、コストもかかる成分なのですね。

しかしいくら優しくても、洗浄剤としては洗髪に利用するのが丁度良いと、サッポーは考えています。
その理由は、石けん以外の界面活性剤はどうしても肌に残る仕組みになっているからです。
洗浄する時の優しさは価値あることですが、肌に残ると顔の肌は傷みが多いだけに角質の剥がれが少しずつ促進されていくのです。
美肌が育つベース作りには、やはり外したいものです。

このように進めてきますと、「頭皮なら残ってもいいの?」といわれそうですね。
もちろん残らない方が良いのですが、頭皮の皮脂は顔の2~3倍、身体の数倍の皮脂量です。
そして毛髪に護られ角質の傷みも少ないのが通常であるわけです。
だから残っても頭皮角質の剥がれが、予定以上に促進されることはまず心配ないのです。
しかし、身体にはできるだけ流れないように注意しましょう。
もちろん、顔にもです。
でもそんなことってムリですね。
そこでサッポーがお勧めする智慧は、

「洗髪を先に行い、顔や身体はあとから洗う。」

というものです。これなら大丈夫ですね。
皮脂や化粧品で護られていますから、間違っても「シャンプーの泡で、ついでに身体も洗おう」なんて、けっしてしないで下さい。

話が横道に逸れました。
石けんで洗髪したらどうなんだ…の話は今回はいたしません。

植物アミノ酸系洗浄成分…これがテーマでした。
なぜ、“界面活性剤”といわないのでしょう?
このことのほうが問題ですね。
私たちは判りやすいのがいいのですから…。
これには哀しい背景があります。

 
 

界面活性剤…哀しい悪者としての歴史

 
 
サッポーの
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界面活性剤には、なぜか随分な悪者扱いされた経緯があるようです。

  • 水系環境汚染で話題になった?
  • 人体に有害な…?
  • 石油系界面活性剤?
  • 合成界面活性剤?
  • …等々

界面活性剤とは、石けんも含めみんな化学合成されて作られるものです。
“合成”という冠をつけると、悪者にできたようです。
とても非科学的な論法で、全ての界面活性剤が悪者にされていきました。
どこかの国の大統領選のように、ネガティブキャンペーンの手法で広告をする販売手法が流行ったりしたからでしょうか。
何となく私たちの心に「界面活性剤とはあまり良くないものだ。」とのイメージが作られたようです。

界面活性剤は私たち周囲の至る所で使用されているものです。
多くは食品や洗剤、様々な産業使用、そして化粧品に医薬品などです。
アイスクリームや多くの菓子類、バター、マーガリン、マヨネーズ、様々な加工食品..等々です。
しかし、洗剤・化粧品を除き、余り悪口は聞くことがありませんでした。

化粧品に利用される界面活性剤だけでも何百種類、細分化すると何千種類もの界面活性剤が開発され利用されています。
環境汚染の原因になるものもあれば、人体に有害な使用方法もあるでしょう。
それぞれに使用目的があり、有益で無害な方法で利用されていくべきもの、と考えましょう。

洗顔料や身体の洗浄剤として利用される界面活性剤そのものに毒性があるわけではありません。
しかし肌に残るとまだ働き続ける結果、角質のはがれをはやめることになり、肌のターンオーバーのリズムを狂わせていくのです。
このことが良くないのです。
洗顔は毎日のことですからね。
肌としては、タオルでゴシゴシ洗われるほうがよほど恐れることです。

様々な界面活性剤も、化粧品作りにはなくてはならない魔法の材料ですが、ある一面を捉えると、欠点も長所も併せ持つものと言えます。
大切なのはその利用のされ方、目的の持たせ方になるというわけです。

「植物系アミノ酸洗浄料」という表現の仕方も、「界面活性剤」と言う言葉がネガティブキャンペーンにたびたび利用されてきた悪影響の危惧を避けるための哀しい智慧を懲らした別表現なのでしょうね。
サッポーも使っています。

 
 

肌の洗浄剤として大切なことは何か

 
 
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視点

界面活性剤を肌の洗浄に使用する場合、もっとも配慮しなければいけないことは、「肌に界面活性能が残るか残らないか」と言うことです。

使用した時に一時的な刺激等は少ない方がよいのはもちろんですが、肌が育つ観点で言うと、洗い終わったあと、つまりすすぎ終わったあと、肌に界面活性剤が残り、界面活性能が消えずに働き続けることを避けることが、もっとも大切なのです。

乳化剤可溶化剤として利用される界面活性剤の手(親油基・親水基)は、乳化や可溶化のために使い果たされていて、界面活性能を発揮する手(能力)は残っていません。
一方、洗浄剤として界面活性剤が利用される時は、これから働こうとしているわけです。
手は全て自由なわけです。

様々な汚れ(化粧汚れ等)とくっついた後の余った余力(界面活性剤)は、まず角質を繋いでいる細胞間脂質(セラミド等)にピッタリとくっつきます。
それ以外はすすぐことで洗い流されていきます。
ここまでは、石けんも石けん以外の界面活性剤も同じです。

しかしここから、石けんとそれ以外の界面活性剤の大きな差が出てきます。

▼ 石けんの場合

石けんの界面活性能はアルカリ性であることにより維持されています。
石けん洗浄により、セラミド等にピッタリくっついた界面活性剤はすすぐことにより、簡単にアルカリ性質が壊れ、界面活性能が消えてしまいます。
つまり、界面活性剤として肌に残らないのです。
価値ある貴重な石けんの長所です。

▼ 石けん以外の界面活性剤の場合

pH(ペーハー)の状態に界面活性能が左右される界面活性剤もありますが、左右されるだけで消えるわけではありません。
ピッタリと肌にくっついた界面活性剤は、次の洗顔までしっかりと働き続けます。
その働きとは、

  • セラミド等にくっついた手(親油基)の作用は、界面活性剤の浸透作用といわれるもので、セラミド等の脂質を浸食していきます。これが角質のはがれを促進する力として働きます。
  • 一方の手(親水基)は洗顔時の水分とくっつき洗顔後の肌をしっとりとさせます。これが界面活性剤の保湿作用です。

石けんに比較すると洗浄時のマイルドさに優れていますが、一日という長い視点で見ると、角質のはがれを促進しているものに他なりません。
これではさらに長い視点で見るべき肌の育つベースが壊されていることになります。
何も界面活性剤で肌の保湿をする必要はないのですね。
つっぱり感など、乾燥による肌の違和感を感じる段階の肌は、直ぐに化粧水をつけることで保湿すればよいわけです。

同じ石けんでも様々なレベル差があります。
また注意すべきは、化粧落としの段階において、界面活性能を肌に残してしまっている場合も多いことです。

サッポー美肌塾で案内している“サッポーの洗顔体験キャンペーン”はご覧になりましたか?
きっと新たな情報が見つかりますよ。

 
 
 
 
S》》 “Yumiko”さん。
美肌塾のテーマになる質問をありがとうございました。
シミが消えましたら、ぜひ教えて下さい。

引き続き次回からも、ミクロの視点を取り上げ、マクロの視点から検証していくテーマを予定しています。
あなたが見逃しているチェックポイント。しっかりチェック!です。

S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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