めがねクロス洗顔…肌によい? 美肌術…ミクロの視点

 
 
《《C
C子
愛用のバイクに乗る時のフルフェイスのメット。いいツールだね。
紫外線防止仕様だし、風が抜けるようになっていて暑くない。
新しいものは嫌いだけど、あれだけは別だね。
《《B
B子
(ちっとも新しくないのに..。)
話題になるものに興味が湧かないなんて..、おばさんは幸せね。
《《A
A子
あら?何にでも興味津々のB子さんがいったいどうしたの?
もしかして、また何か要らないものを買ってしまったとか..。
《《C バイクを駆る颯爽としたあたしの姿に憧れて、メットでも買ったのかい? …バイクもないのに。
《《B 私に似合うとても美しいメットなの。
でもバイクを買おうとしたら、免許証がいるって…
S》》
サッポー先生
ハイ、授業を始めます。
 
 

めがねクロス洗顔…肌によい?

 
 
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色々と新手の衣装を纏った新製品が出てくるものですね。
それぞれに長所と短所を持つものですが、もしかするといいことずくめの製品かもしれない…と、期待が膨らみます。

サッポーの洗顔体験キャンペーンにご参加の“さなえ”さんから質問メールをいただきました。

「えっ、めがねクロスの洗顔は随分前から話題になってる?!」
「それは失礼。サッポーの情報チャネルは遅れてるようです。」

といいながら、洗顔のベストなツールに「この手指を越えるものはまだまだ現れまい。」と、心の中では固く思っているサッポーであります。


■ “さなえ”さん のご質問・相談

>  最近めがねクロス洗顔が流行っていますが、これは肌にとって
>  いいのでしょうか?


■ サッポーからのアドバイス返信

洗顔の小道具は昔から様々なものが取り上げられ、評価と批判が繰り返されてきました。

「確かに成果が..。これはいい」「…だから良い」…
「こんな悪い結果が出てるのよ」「…だからダメ」…

というわけです。
成果も報告されてるし、悪い結果も報告されている。
いったいどんな関係になっているのでしょう。

 
 

様々な洗顔を演出する小道具

 
 
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▽ 洗顔ブラシ、スポンジ、ヘチマ、絹素材繊維、様々なスクラブ洗顔

これらはややハードな感触を持つ製品群でしょうか。
洗った!すっきりした!という快感が売り物です。

一方、ソフトな感触を持つ製品群として、

▽ 海綿、様々な繊維を利用した洗顔パフ

絹素材は両方に顔を出していますが、使用繊維の太さ加減の違いで使用感触がまるで変わってきます。
今話題になることが多くなっている眼鏡クロスはこれら製品群の一つといえます。
なめらかでソフトな感触、優しさが売り物です。

◆ 眼鏡拭き…めがねクロス洗顔

≪案内・説明≫
極細の繊維で作られた不織布、マイクロファイバーが毛穴の汚れや皮脂、古い角質や落ちにくい汚れを、優しくすっきり落としてくれます。

このように説明されるとなんだかむずむずしてきますね。
思わず手が出そうになります。
嘘が案内されているわけではありません。
確かに成果はあるのですから..。

 
 

汚れを取り除く時、角質を取り除いては肌が育たない

 
 
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“古い角質”、“不用な角質”という表現に誤解が生じているのでしょう。
実際には若い角質なのですが、育ちが未熟であったため傷み古びて見えているだけです。

まだ働いている必要な角質ですが、乾きやすく古びて見えるので美観上は不用な角質に見えているというものです。
傷み古びた角質を取り去るとその場はきれいに見えますが、これでは表皮が育つゆとりがなくなるため、より美しい肌に育っていくということに繋がらないのです。
現実には同じことが繰り返され、次第に肌は劣化していく、美しさを失っていくわけです。

洗顔の目的は肌を清潔に保つことにありますが、なぜ清潔に保つ必要があるのかというと、肌の健康を向上させ、維持することにあります。
行き過ぎた清潔指向は肌の健康を奪い取り、美肌を損なっていくものです。

もう一つ、嵌りやすい落とし穴があります。

一時的にですが、成果のあがる肌が沢山ある事実です。
肌の美しさを損なっている汚れ・貯まりかけた皮脂・そして古びた角質を取り除くのですから、即座に現れる良い成果に心が躍ります。

▽ 肌が柔らかく感じる?

未熟な硬い角質を取り除き、しっかり保湿・保護のケアをした肌は、つるつるしなやかな感触を取り戻します。
しかし新たに肌を守る未熟な角質は、やはりすぐに傷み、硬さを作ってしまう…という繰り返しです。

  • 乾燥肌の進行
  • 脂性肌の進行
  • 毛穴の拡がり進行
  • 過敏さが増していく
  • …………

▽ ニキビの発生を抑制する?

貯まりかけた皮脂を角質もろとも取り去るのですから、当座のニキビの成長を防ぐことになります。しかしまだ働いていた角質を奪われた毛穴はさらに皮脂を貯めやすい、未熟な硬い角質で作られることになるので、しばらくするとさらに皮脂が貯まり出します。こうしてニキビの出来やすい肌に一歩一歩後退していきます。

二例だけ挙げましたが、角質ケアの対処によって肌状態が悪くなっていく時、良くなっていく過程には、それぞれ次のような共通の特徴があります。
角質ケアの対処は良くも悪くも全ての肌に影響するケアです。
その性質を掴んでおきましょう。

▼ 肌状態が悪くなっていく時=角質を取り除くケア

一歩前進、二歩後退の過程を辿る。
ここが落とし穴になるのでしょうね。
一歩前進して見えるのは、角質を取り除いた時です。
一度のケアで変わるわけですから、成果として実感しやすいわけです。
しかし肌の必死の努力や化粧品による保湿・保護のおかげで後退していくのはゆっくりです。
良くなって見えるのは肌が変化したのではなく、悪く見えるものを取り除いただけの見せかけの変化です。
それに対して後退の変化は実質的な肌の変化そのものです。
角質の未熟化が進んでいるのです。
穴に落ち込んでも気がつかないというところが恐いですね。

▼ 肌状態が良くなっていく時=角質を大切にし、表皮を育てるケア

古びて見える角質達をそのままにしておくのだから、一日や二日のケアでは、良くなった成果など何も感じることができません。
例えばトラブルがニキビの場合、しばらくの間は相変わらず以前と同じようにニキビができ続けるのです。
しかし、化粧品による良い環境作りが適切に行われていたら、日々確実に角質となる細胞は昨日よりも良く育っています。
バリア層が育ってくるわけです。
次第に成熟した角質に入れ変わっていき、一ヶ月も続けると肌の様子は随分変わってきます。
しかし日々の変化においての良さは実感できない変化に過ぎません。

 
 

めがねクロス洗顔…肌によい?~まとめ

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

“さなえ”さん、良いテーマをありがとうございます。
美肌塾のために随分話の方向が拡がってしまいました。

めがねクロスを洗顔に利用する…超微細な極細の繊維といえども肌を作っている角質より硬質です。
乾いた状態の肌を乾いたこのクロスで優しく撫でるあるいは押さえる場合なら、特に問題はありません。
しかし、洗顔時のふやけた角質は豆腐のような柔さになっており、柔らかく感じるが現実には硬質な繊維でこするとみごとに角質は傷つき、剥がれやすくなっていきます。

めがねクロス洗顔によって、最初の内は成果が見えたように思ってもそれは見せかけの成果です。積極的に使用を続けていたら、確実に肌の角質層の構成はみすぼらしいものへと変化していきます。

  • 角質を大切にするものか否か
  • 表皮の健康を育てるものか否か

いつもこの二つの視点を判断要素に加えて見る習慣を持ちましょう。

私たちのこの手指は素晴らしいのですね。
手指の角質は人により随分硬さが違うものですが、洗顔時の手指の角質は水分を含み、例外なく柔らかくなっています。
洗う時にマッサージする肌の感触を繊細に捉えながら、いつも肌の状態をチェックする…。
手指は、診断機能付きの優しく器用な最高の洗顔ツールです。

 
 
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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