クリームが柔らかくなったり、硬くなったり?

 
 
S》》
サッポー先生

こんにちは、サッポーです。

サッポーは最近、心というか思いというか……が伝わるものだなーと、信じるようになりました。
真心が伝わるとか、誠意が伝わる……というのではないのです。
まあ、それもありますが、もっと不思議な現象です。

S》》

美肌塾でシミの話をすると、シミの質問や相談がたくさん来るのは良く理解できます。
でも全く関係のない質問がくるのです。
イヤ、これだけでは何も不思議じゃないですね。
そうではなくて、関係のない同種の質問を複数、それも同時に戴くのです。
二つなら「あらっ、この人も……」ですが、三つ重なると「あれー?」って感じですね。
そして、「もしかしてもう一つ来るかも……」と思ってたら本当に四つ目が来るのです。
たまにではなくて、よくあるんですね。

今回ご紹介する“emi”さんのご相談は先々月戴いたものですが、実はこれと同じ質問を今週三つも戴いたのです。
ね、やはり不思議でしょう?

 
 

クリームのマッサージ、重いクルクルがふわっと軽いクルクルに?

 
 

■ “emi”さんのご質問・相談と
美肌塾スキンケア相談室からのアドバイス返信

>  はじめまして。先日、ソープとクレンジングクリームのトライアルセ
>  ットを購入させて頂きました。“emi”と申します。
>  質問がありましてメールさせて頂きました。

>  クレンジングクリームについてなのですが、肌にのばしてクルクル
>  していると2~3分ほど過ぎたころ、急に液状に変わり、指すべり
>  がとても良くなります。こうなると、肌に摩擦感もなくとても気持ちよ
>  くクルクルできるのですが、液状になるまでの2~3分は少し感触
>  が重く摩擦感があります。肌にのばした後、温まって液状になるの
>  を待ってからクルクル始めたほうが良いのでしょうか?
>  それとも手のひらにクリームを取り、両手を合わせるなどして温め
>  てから顔に置いたほうがよいのでしょうか?

細かく観察されてますね。
繊細な女性の感覚が伝わってきます。
同じ女性なのに私などは案外無頓着です。
聞いてみて「そういえばそうね……」なんです。

さて、クレンジングクリームの柔らかさですが、四つのポイントがありまして、柔らかくなったり硬くなったりします。
(以下はサッポーの“洗浄剤を配しない純なクリーム”の特徴です。)

  1. クリームの温度が高くなると柔らかくなる
  2. クリームに水分が加わると柔らかくなる
  3. クリームに化粧汚れが馴染んでいく時硬くなる
  4. 3の状態からすっかり馴染むと再び柔らかくなる

このタイミングがどのような順序で、どのように訪れるかによって、クルクルしてる時の指滑りの感覚は様々に異なります。
使用する人によって違うのですね。

  • 事前すすぎをする場合としない場合
  • 肌の温度
  • クリームの温度
  • 洗面所で行う場合と、お風呂の蒸気の中で行う場合
  • クベースメイク・メイクの種類と加減
  • クリームの温度

……このようなことにクリームの柔らかさは左右されるのですね。
もちろんクリームの量と使用する面積は大いに関係します。

というわけで、摩擦はいけませんが、ヌルッと滑っていたら大丈夫です。
もちろん柔らかくする工夫はするに越したことはありませんが、いけない摩擦さえしなければそうそう気になさらなくても大丈夫ですよ。

 
 

以前洗い過ぎて皮脂過剰に、それで朝はぬるま湯洗顔だけにしていた。
朝もソープで洗うようにしたら、また皮脂が過剰にならないかしら?

 
 

■ “emi”さんのご質問・相談と
美肌塾スキンケア相談室からのアドバイス返信(続き)

>  つぎにソープについてなのですが、朝もソープで洗顔したほうが良
>  いのでしょうか?

>  5年ほど前に、洗い流せるクレンジングオイルを使い始めたのを
>  きっかけに、ひどい乾燥と過剰な皮脂に悩み続けて、じょじょに洗
>  いすぎに問題があったと気づきました。
>  いろいろ試してみて、最近は朝はぬるま湯ですすぐだけにした方
>  が、日中皮脂が抑えられていることに気づきました。
>  それだけに、朝もソープを使ってまた乾燥と過剰皮脂がぶり返さな
>  いか心配なのです。

▼ 皮脂過剰の原因

ひどい乾燥と過剰な皮脂に悩まされたのは、角質剥がれの亢進でバリアー層が未熟になっていたことが原因です。
乾きやすい過敏さと、バリアー層としての頼りなさゆえ、皮脂が過敏に活発化していたのです。
そのようになった原因の一つが洗い過ぎ洗顔法であったわけですね。

▼ 朝はぬるま湯ですすぐだけ→皮脂が落ち着いた

すぐに成熟した角質の層に変わるわけではありませんが、朝はすすぐだけの洗顔に切り替えられて、ある程度剥がれすぎていた角質層も回復してきていたのではないでしょうか。

▼ 朝のソープ洗顔で、また皮脂が過剰にならない?

石けん洗顔は皮脂を取りますが、角質を剥がすわけではありません。
角質を剥がれやすくしていたのは洗い流せるオイルクレンジングでした。
肌に界面活性剤が残り、角質を剥がれやすくしていたからですね。

石けん洗顔は、バリアー層が未熟化していたり、乱れていると、アルカリの刺激を感じさせたり、洗ったあとのつっぱり感を覚えさせる点は大いにあり得ます。
しかし角質剥がれにはつながらないので大丈夫ですよ。

▼ 肌の育ち具合に応じて、洗顔をステップアップする

たぶん今のご様子(肌)では、それもサッポーのEXソープでの朝洗顔であれば、悪影響はないと思いますよ。
ある程度肌が安定したら、石けんを使用された方が肌にとって育つ環境がより整うといえます。
すすぎ洗いでもある程度の皮脂・油脂酸化物は落としているのですが、石けん洗顔した方がよりきれいに楽に落とせるのですね。

しかし肌が過敏になり過ぎている場合、朝の洗浄は水洗いだけがよい段階といえます。
肌がアルカリに過敏に反応するときがあるからです。
欲を言えば、サッポーのクレンジングクリームのマッサージ+すすぎ洗顔を朝の洗顔になさるのがベストです。
酸化した皮脂・油脂の大部分はこれで浮き上がり洗い流されます。

よく育った柔らかい角質で肌が出来てくると、クリームマッサージで浮かせなくても、石けん洗顔だけで酸化した皮脂・油脂は簡単に洗い流されます。
肌が育つって良いことですね。

 
 

肌が育つと、クレンジングクリームの使用量が少なくて済む?!

 
 

■ “emi”さんのご質問・相談と
美肌塾スキンケア相談室からのアドバイス返信(続き)

>  最後にこれはただの興味なのですが、初日にクレンジングクリー
>  ムを使った際、最初500円玉1つ分ほどを顔に伸ばしたのです
>  が、クルクルする内、見る見る肌が吸い込んでしまい、結局継ぎ
>  足し継ぎ足しで500円玉3つ分ほど使ってしまいました。

>  ところが今日で1週間近くになるのですが、だんだん500円玉1つ
>  分で、十分伸びるようになってきました。
>  これは、肌の乾燥がよくなってきたと考えてよいのでしょうか?
>  もしそうだったら嬉しいのでお聞きしたくなりました。

普通より、ずいぶん早い変化です。
乾燥しにくい肌に変化しつつあるわけですが、この変化とは角質をつなぐ細胞間脂質(セラミド等)の状態が充実してきた現れなのです。
角質層はクリームの水分を取り込むのですが、細胞間脂質(セラミド等)がしっかりしていると、水分の移動は急速には起こりません。
出にくく、入りにくくなるのです。
まさに良い傾向ですね。

よく育ったバリアーが表皮の育つ時間を生み出していきます。良い循環の始まりです。
これから作られるより育った角質が表層を飾るその時を、楽しみにしましょう。

 
 
 
 
S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

コメントは受け付けていません。